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劇場版∀ガンダム II 月光蝶
2006 / 04 / 19 ( Wed )
やー、おもしろい。

観ててほくそ笑むというか、めっちゃくちゃ、おもしろいな。

TV版はディアナ・ソレルとキエル・ハイムのいわゆる「とりかえばや」の様、云うなれば「ウソ」や「変わり身」「誤解」を作中人物と一緒に観客もたのしむのも鑑賞のポイントだったようにおもうが、劇場版は見事にそのあたりが絶妙にかたち変わりし、スパイス程度の香味で留めてある。
むしろ劇場版はその省略(編集)こそが妙味であり、主軸のストーリーまで含め混乱なく見事まとめ上げている。

すべてを受け入れ、許容し、そのすべての矛盾に目を瞑り、遍くすべてを凶暴に更新する。

すべてに隙がない。いや、隙だらけでガンダムシリーズ(いわゆる黒歴史)は出来上がっている。
隙ゆえにエーとエックスの諍い(ヒゲの肯定と否定)に、本作のすべてを集約させようとも、この児戯的な、作為や衒いのなさ加減に胸が打たれ心地よさを感じる。

あえて文句を云えば、劇場版ではギンガナム(=ターンエックス)登場に作劇上・展開上の必然があまり感じられなかった。
ギンガナムの暴走を喰い止めるため一致団結してしまい(グエンの影も薄くなる)、ターンエックスをやっつけるために筋が整理され一本になるが、とたんにテンポが落ちる。
後半はかなりギンガナム(ターンエックス)に描写を割いていたが、ああいった闘いこそ、やや後景へと移すことで得られる新たな開放感もあると思うのだが。

エピローグでは登場人物それぞれのその後が想像以上に丁寧に描かれる。
富野の、各キャラクターへのバランスのよい距離感を感じさせ、たっぷりと余韻に浸らせてくれる。
おそらく、誰しもがおもうことだろうが…とくにソシエの成長と美しさに目を見張り、眠りにつくディアナのズームアウトで我々も安堵するのだ。

(DVD鑑賞)
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くりいむレモン
2006 / 04 / 19 ( Wed )
如何に煮ればよいのか、焼けばよいのか。仕上がりに対して、どいつもこいつも文句云いそうだ。
なんにせよ映像化の面倒くさそうな、逃げ隠れの出来ない企画ではある
(逃げない山下敦弘はえらいとおもう)。
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