出版業界最底辺日記 エロ漫画編集者「嫌われ者の記」 (塩山芳明/ちくま文庫)
2006 / 09 / 15 ( Fri )
業界への愛惜と諦めと被虐と、恋愛感情と禍々しい憎悪が満ち満ちた一冊。
かつて、掲載紙を読んでたもんで、この毒に懐かしさと同時に才気みたいなモンを感じる。
つっても、一見負け犬の遠吠えだがそれとは裏腹の反骨なので、いま読むとまた違う味わい。

なにより素晴らしいのは、著者がオッサンってことだな。

だから、このひとが最近のWEB日記で押井守『雷轟』を、「わからん」といいつつ読んでる(たぶん、世代同じ。きになるのだろう)様に反骨やら主客の逆転やらの世代というか、不思議な近似性をみる。

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出版業界最底辺日記


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二階堂和美 『 二階堂和美のアルバム 』
2006 / 09 / 15 ( Fri )
すばらしい。大変すばらしいのだが、このすばらしさを表現するすべを知らない。
溢れだす一歩手前の珍妙さとすれすれの神々しさ。微細に変化する声とその肌触り。
赤子にも老女にもこの世の摩訶不思議にも早替わりしてしまう、この驚きと感情。

ものすごく、芳醇なかがやきに身を包み込むことが出来ます。難解では決してありません。

二階堂和美のアルバム

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