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マーダー・ライド・ショー (2003)
2007 / 02 / 01 ( Thu )
はっきりと云っておく。じつに大したことのない映画。画的なヴァラエティはあるが突飛なだけ。
だが、役立たずの警官と女性被害者の父親が現場に乗り込み、返り討ちにあうシーンは最高。
C&Wに併せて権力の使いがなす術もなく倒されてゆく。クレーンショット、物凄いタメとともに。

このあたりが見物。安易に悦ぶ必要はない。次につづく重要なショットだ。

マーダー・ライド・ショー

(DVD鑑賞)
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よろこびの渦巻 (1992)〈TV〉
2007 / 02 / 01 ( Thu )
「占いは確率じゃない。これは一種の原理なの。道徳なの。物の見方なの」
「だからあの、物の見方なんです。原理なんです。道徳なんです」

これも別格。

30分足らずで描ききる、『カリスマ』『蜘蛛の瞳』etc.etc.…いまに至る黒沢清のアーキタイプ。
例えば林の中の横移動、滑り台を降りる塩田明彦。キャメラは瓜生敏彦
例えば絶えず鳴りっぱなしのベンチャーズやハンナ=バーベラのカートゥーンみたいなBGM。
繰り返すが横移動と重みのない暴力と数々の裏切りと、継承の様。

脚本は黒沢と共に島田元。ナレーションは万田邦敏。助監にまたもや青山真治。安井豊など出演。

例えば、あの、たっぷり3分ある、稜線を追う、あの長廻し。
児戯じみた『トゥモロー・ワールド』を易々軽く越える禍々しさ。

もだえ苦しむ活字中毒者/よろこびの渦巻

(DVD鑑賞)
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もだえ苦しむ活字中毒者 地獄の味噌蔵 (1990)〈TV〉
2007 / 02 / 01 ( Thu )
「彼はね、私の本の伝道者になるのだよ」

もはや別格。

諏訪太郎が椅子を蹴飛ばすシーンで決まっていた。椅子とともに蹴飛ばされる大杉漣の書いた本。
ただその瞬間、ため息まじりで「すばらしい」と云わざるを得ない。
テレフューチャーであってもこれは問答無用で映画。細切れで流れる消費財ではない。
過渡期の黒沢清作品エッセンスが詰まった、まさしくホラーであり、活劇である。

脚本に富岡邦彦、監督補に佐々木浩久暉峻創三なども出演。

もだえ苦しむ活字中毒者/よろこびの渦巻

(DVD鑑賞)
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