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unknown アンノウン (2006)
2007 / 02 / 09 ( Fri )
なんらかショックが欲しくて映画館の暗がりに集うのだが、こういう映画と出会ってもね…。

なんだかよくわからんが、記憶を失くした5人の男が薬品倉庫で目を覚ます。
互い傷を負ってるのだが、さっぱり情況がわからんちん。疑心暗鬼。
どうやら、誰かが誘拐犯で、誰かが誘拐されてきたひと、らしー。
理解と葛藤、徐々に記憶が戻り始める。日暮れまでにナントカしないと…。

というような筋。つかどうでもいいよ!この手の映画で問題なのは、全員記憶がないため、観客と登場人物の反応(記憶が戻る・情況を呑込む)が同時なのね。
「なぜこんな事態になったのか?」みたいな大ネタは最後までとってある(最後に思い出す)わけ。
登場人物の記憶が戻らないかぎり前に進まないのは、出来の悪いRPGとおんなじ。
そういうわけで、この手のドンデン返しサスペンスは、もう厭き厭きなのでした。

ジェームズ・カヴィーゼル(ツラじたい観ていて厭きる)、グレッグ・キニア『リトル・ミス・サンシャイン』のダメおやじ)、ピーター・ストーメア(いつもの役)らが出演。
バリー・ペッパーがめずらしく「いいひと」役。つうわけで、ネタ割れまくりですね!

unknown アンノウン

(フォーラム2にて)
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無花果の顔 (2006)
2007 / 02 / 09 ( Fri )
桃井かおり監督作品。桃井かおりは好きなので、なんとはなしに観にいったのだが…。
とある一家の、ある時期の人間模様を描いた作品。お父さん…石倉三郎、お母さん…桃井、娘…山田花子、弟…HIROYUKI(このひとだけ分からない)が家族の構成。

ひとことで云えば、感覚つうか感性だけでつくっちゃった一本。や、ひどいといえばひどい。
美術や衣装、キャメラや編集それらすべて、なんつうか元祖不思議ちゃん桃井の本領発揮。
凡百のガーリームーヴィーなぞ裸足で逃げ出す美的センスが炸裂してます。

んで、泣かせに入るのが自然な筋立てなのに係わらず、非常にファンタジックかつ乾いた展開。
父親に対する偏執的な感情が垣間見えるのと同時に、見事に全編母性がかんじられない(石倉と桃井のやり取りは良かったが)。

そういう、他人と違うこと、異化作用で自身を変幻させてショービズの世界をサヴァイヴしてきた桃井の一貫した姿勢は伝わる。だが、感性だけで映画は成立しないのだと、結果として突きつけてしまっている作品。

無花果の顔

(ミューズ1にて)
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