オン・アンド・オン
2008 / 01 / 30 ( Wed ) ちうことでいまからフライト。旅行業界的な表現だとPHで。もう三缶目。おどるにゃ~。んなかんじです。
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ゾンビーノ (2006)
2008 / 01 / 30 ( Wed ) |
ナンバー23 (2007)
2008 / 01 / 29 ( Tue ) |
Struggle For FLIGHT pt.2
2008 / 01 / 29 ( Tue ) 第二回戦。担当者涙目。というかんじで一向に追撃の手を緩めないのでありました。しかしま、調べれば調べるほど綻びが…。大丈夫なんでしょうかいろいろと。あしたから南の島です。PC持ってきたくないなあ。 |
やくざ映画完全ガイド 今、解き放たれるOVシネマやくざワールド! ( コスミック出版 )
2008 / 01 / 29 ( Tue ) このミもフタもない書名もどうかとおもうけど、中身もそれなりだった。確認もせず大喜びで買う馬鹿。紐綴じしてるわけでもシュリンクかかってる訳でもないのに…。ちょっとは用心しろよ自分!しかしま、OVシネマOVシネマってうざいよね。Vシネマって書けないのは判るけど(Vシネマは東映ビデオの登録商標)。
てゆーかさー。なんすかね。どうなんすかね。ありそうでなかった(少なくともおれは…しらない)、Vシネ予告編収録のDVD付きムック本。ほとんどGPミュージアムソフトのカタログです。…GPミュージアム側から企画持ってってつくったのかなー(ちなみに版元のコスミック出版はなかなか素敵なラインナップの500円DVDなどでおなじみ)。最近のVシネ事情ってよくわからないんだけど、制作会社の淘汰って相当進んでるのかなあ?でもまー素材なんか各社相当あるだろうし(倒産してるとか夜逃げしてるとかは別として)、いっそもう少しバランス取ろうとかなかったのかしら。でもまー逆にレンタル屋からバックオーダーかけられても困っちまうのが現実なのかもしれない(高橋伴明『鉄砲玉ぴゅ~』が紹介されているのでギリギリ許します)。 でもー。ほとんど、ぼーっと眺めて、頑張っても5分くらいで読み終わっちゃう本です。プレスシートまんま引き抜きの文章に、これまたおなじくプレス向け宣伝写真を貼りつけてでっち上げた本ですから。しかし、これ読んじゃうと、ここ5.6年のVシネって、そのほとんどを辻裕之が監督してることになりませんかね…。 ![]() |
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (2007)
2008 / 01 / 27 ( Sun ) そんなに悪くもない。というか、ものすごく惜しいとこまできている、そんなきがする。だが結論としてはダメということになるんだろうな一般的には。厚みのない話しに、無根拠に突き動かされる衝動。そこに塗されるのは高品質のCGI、アクション。なんつうか…『笑う大天使(ミカエル)』みたいじゃん?いやほら、クーデレな関めぐみ嬢も出てるからって訳でもなくて。
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ペルセポリス (2007)
2008 / 01 / 27 ( Sun ) ブルース・リーと、アイアン・メイデンと、ノイバウテンと…。イランの"riot grrrl"半生記。原作者で監督でもあるマルジャン・サトラピの実体験を、ユーモアと風刺と皮肉、そして一人の少女の成長を通して描かれる。疑似モノクロ(一部パートカラー)のフランス製2Dアニメーション。まあ、さすがにデジタルで制作されてます。
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燃え尽きそうな虹が見えた
2008 / 01 / 25 ( Fri ) なんかも、すごい殺伐。ビール呑みながら大量の人間が無残に死ぬ映画が観たいなあ…。
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アニキの時代―Vシネマに見るアニキ考 ( 谷岡雅樹/角川SSC新書 )
2008 / 01 / 24 ( Thu ) この本は、完全にVシネマを肯定している。全身全霊賭けて信じている。谷岡雅樹だから、という訳ではない。そりゃあ谷岡はいつだってVシネマの側から弾丸を撃ち続けてきたさ。しぶといVシネマ。だが、誰かが言葉にしなけりゃ、消えてしまう。いつまでも、あるとおもうな親とVシネマ。
当たり前の事だが、送り手も受け手も瞬間瞬間を生きるだけで精一杯の口下手ばかり…。その中にあって、ほぼ孤軍奮闘しながら谷岡雅樹はVシネマを丸ごと身体で受けとめ、その想いを様々な形で我々に訴えかけてきた。作品そのものだけでなく、俳優を主体にして語ったり、時代背景や世代論、また時には自らの人生をも絡めて。真っ当な作品論や監督ごとの演出などより、「書く理由?私情で上等だろ!」…と云わんばかりの迸りが谷岡の文章にはある。ときとして、肝心の本編よりも谷岡の紹介文のほうが遥かに面白かったりするのはご愛嬌だ。 これは、新書の形式を借りたアジテーションである。いや、たしかに奇怪なアニキ論が展開しているのだが、本書の云わんとしている事は、時代はアニキを求めてる!などというハナシではない。早く、一刻でも早く近所のTSUTAYAに出向き、Vシネマを手に取れ!という熱いメッセージである。そこに居るのはレンタル屋の棚で凌ぎ削るアニキたちや弟分たち。オビの哀川翔はもはや撒き餌だ。そう、本書は他に類例をみないVシネ俳優のみにググッと寄った役者紹介の書でもある。 始まりは慎重だ。新書のフォームに則る。時代がアニキを求めていた!なんていうのは方便だろう。興味深いが、Vシネマの支持層とニートやフリーターやオタクをダブらせるのはあまりにも無茶だ(ネットの隆盛で第二の博徒が現れるという意見は面白いが)。あくまでそれは、枕詞やダシに過ぎない。そのうちに、魂で語られる、相当に読みやすく編集者に直されただろうが、いつもの谷岡節が響き渡る。 最終章、小沢仁志にページが割かれる。単に小沢を紹介するだけなら第二章で済んでいるではないか。ここにあって、小沢仁志の主演作のトークショーの模様が綴られるのだが、もはや、その場にいないおれ(やアナタ)が責め立てられている。おれやアナタが、その場にいない事に苛立つ谷岡。新書であっても変わりなし。迸る。例によって文章は崩れ、言霊がちいさなページから噴き出す。残骸かもしれない。燃えかすかもしれない。願望かもしれない。…そこにはかすかな想いしか残っていないかもしれないが、もう十分だ。言葉もない。必読。 ![]() |
Struggle For FLIGHT
2008 / 01 / 23 ( Wed ) |
シルク (2007)
2008 / 01 / 22 ( Tue ) 出張…それは最後のフロンティア。仕事にかこつけて、したい放題やりたい放題を、じぶんを知る人のいない土地でやってしまう…。それこそが出張のロマンであり光り輝く希望であり、そしてそれは、人生に深い陰と悔いと失意を宿すのであった―。
![]() BGMは坂本龍一なんかじゃなく、URの"Final Frontier"で。 |
南風はきっと あしたから吹いてくる
2008 / 01 / 21 ( Mon ) うはまじで!?風向きかわった?アゲインストからフォローへ?一瞬おもったけどふとし君じゃな。 |
(かおと名前を一致させたかったな~) いやでも、そ~でもないかな~
2008 / 01 / 21 ( Mon ) 話は全く変わりますが、きのう日帰りで東京出張だったのね!またもや!それだけでも沈鬱なきぶんなのですが、しつこくも同業者集まっての会議で、新潟のほうから来る同僚が遅刻してきやがったんですよ。こっちは朝っぱらメシも喰わずに会議出席してんのに。おいそれどーゆーことなんだよ実際問題!って怒ったらさー。なんでそんな怒ってるの?みたいな空気感?アトモスフィア?勘弁してくれって具合になんだかこっちが惨めになってきて席戻って、その後の講話聴いてたら今度は講師に対してムクムクと怒りが。てめ誰にオマンマ喰わせて貰ってんだよ?…って調子でこんな日曜は嫌です。文意が不明瞭で的得てないのは子供だからです。 |
万能文化猫…
2008 / 01 / 20 ( Sun ) |
Beginnings
2008 / 01 / 19 ( Sat ) 誰もなにも頼んでないのに、勝手にいばらの道を歩みつづけるプロデューサー達。それをただ見つめるぼくら。 |
ミーン・ストリート (1973)
2008 / 01 / 19 ( Sat ) |
おまえんちハロー☆アゲイン
2008 / 01 / 19 ( Sat ) 昨年後半に脚本担当として係わってた某☆披露宴用☆映画ですが、いよいよもって撮影のようです。監督様による見事なアレンジ…つか完璧に別物化した脚本が、そしてそれに沿った画コンテが発表されています。傑作の予感。もうワクテカです。…明日撮影ということでブチ壊しにいこうと考えてたんですが、もういい大人なのでやめにした(本当は仕事で行けないのでした)。
![]() YouTube - Burning Airlines Give You So Much More |
ノートに眠った願いごと (2006)
2008 / 01 / 19 ( Sat ) 韓流ブームぅ韓流ブームぅ!(みさおたんの「3秒ルールぅ!」のイントネーションで)
![]() 観たのは17日だったんだけど、ほら、穏当欠くかと。13年経ったわけで。そういう意味で、めちゃくちゃ破壊力のある映画ではある。筋立ては…万田邦敏『ありがとう』状況下で『クローズド・ノート』(観てないけど)しちゃうみたいな話し。ネタバレというか、読みたければどうぞ。 |
再生数13万って。
2008 / 01 / 18 ( Fri ) 22時更新のランキングで総合マイリスト登録1位(再生数でも2位、コメントで29位)。ブッチャーズがオーヴァーグラウンドに揚がるとはおもえないのでとりあえず再生してみると…。センター試験ですか。登録5月ですか。へえ…いろいろ遠いな。 「パパのマーチ」もオススメ。 |
客なんか被らねえから心配するな
2008 / 01 / 18 ( Fri ) Variety Japan | 宮崎駿と押井守、今夏に新作で初の競合
日本アニメ界の両雄が今年の夏、新作アニメで激突する。宮崎駿監督『崖の上のポニョ』と押井守監督『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』が、それぞれ夏に公開が決まったもので、ふたりの監督作が同時期に公開されるのは初めてのことだ。 公開時期としては、『崖の上~』が7月中旬、『スカイ~』が8月中旬が予定。1カ月ほど宮崎作品のほうが早くなる可能性が高いが、『崖の上~』はロングランがほぼ決まっており、夏興行のもっとも重要な時期に2作品が激突することに変わりはない。 えーそうだっけ?そもそもアレとかさ…。 |
その時歴史がおもいっきり動いた
2008 / 01 / 16 ( Wed ) 話は全く変わりますが、きょう日帰りで東京出張だったのね。それだけでも沈痛なきぶんなのですが、同業者集まっての会議で、もう既に3回は顔あわせてるひとに名刺渡して、アッチ当惑して受け取って、その後も全然ちがう会社のひとと勘違いしたまま会話進めて間入ったまた別の会社のひとに指摘されて窘められるという大人としてどうなの?じっさい問題?っちゅう目に遭遇した。いや、自ら招いた。文意が不明瞭で的得てないのは子供だからです。 |
パク合わせてるあたり大好きです。
2008 / 01 / 16 ( Wed ) もはやなにがどう面白いのか説明できない。でも確実に耐えられなくて、確実にマイリス入りなのな。 |
日本インターネット映画大賞 : 2007年度外国映画 投票
2008 / 01 / 16 ( Wed ) コメ付いてたので参加してみます。 記事リンクは面倒なので貼らない。
『 外国映画用投票フォーマット 』 【作品賞】 「トランスフォーマー」 8点 「レミーのおいしいレストラン」 8点 「みえない雲」 8点 「バイオハザード III」 4点 「ベオウルフ/呪われし勇者」 2点 【コメント】 すいません、『ベオウルフ/呪われし勇者』のみ2008年に“観た”映画になります。公開年度は2007年なので勘弁してください。ついでに云えば、『みえない雲』の日本での公開年度は2006年です…じっさい劇場で自分が“観た”のは2007年になってから、なので統一性に欠けた選となります。無効でもかまいません。 ----------------------------------------------------------------- 【監督賞】 作品名 [ラッセル・マルケイ] (「バイオハザード III」) 【コメント】 失礼ながら、とんでもない人が復活したなーってかんじ。他には『トランスフォーマー』効果で散々だったベイ株が急上昇したのには笑った。パク・チャヌク(『サイボーグでも大丈夫』)、キム・ギドク(『絶対の愛』)、ダーレン・アロノフスキー(『ファウンテン 永遠につづく愛』)らが相変わらずだったのには安心した。 【主演男優賞】 [シャイア・ラブーフ] (「トランスフォーマー」) 【コメント】 豊川悦司や堤真一みたいに観ていて飽き飽きするタイプの俳優でないので好感。自宅警備員に扮した『ディスタービア』もいいとおもった。残念なのは、家庭に問題のある肉感的なギャルにモテまくりな点かな。 【主演女優賞】 [シャルロット・ゲンズブール] (「恋愛睡眠のすすめ」) 【コメント】 ややメンヘつうか痛いかんじつか、ヤンデレ気味な役だった。昔好きだった女の子がいまもかわいいとうれしいじゃないすか。そうじゃね?…熟れ具合というか劣化加減も若干かんじられますが、あいかわらずキュートだなーと。 【助演男優賞】 [レイン・ウィルソン] (「Gガール 破壊的な彼女」) 【コメント】 こういうダメ男が観たくて映画館に行くんじゃないの?誰もカッコいいモテ男なんか観たかねえよ。口先だけの男、最高!こういうヒトは自殺未遂なんかしません。そういやアイヴァン・ライトマンも健在ぶり示したよねー…。 【助演女優賞】 [アーチー・パンジャビ] (「マイティ・ハート/愛と絆」) 【コメント】 押し殺してもとめどなくオーラやらセレブ臭が溢れかえるアンジェリーナ・ジョリーの隣で、健気にがんばってたようなきがする。きがしただけかもしれない。演技がどうとかはよく判らない上に、どんな役柄だったのか(ジャーナリスト??)すらよく判んないんだけど。 【新人賞】 [該当なし] (「該当なし」) 【コメント】 新人であるか否か、そのあたりの判断がつかないので…。 【音楽賞】 「ファウンテン 永遠につづく愛」 【コメント】 元PWEIのクリント・マンセルね(07年公開作だと他に『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』)。クロノス・クァルテットとの組み合わせは最狂だとおもった。『ベオウルフ/呪われし勇者』のアラン・シルヴェストリもよかったっす。 ----------------------------------------------------------------- この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。 |
日本インターネット映画大賞 : 2007年度日本映画 投票
2008 / 01 / 16 ( Wed ) コメ付いてたので参加してみます。記事リンクは面倒なので貼らない。
『 日本映画用投票フォーマット 』 【作品賞】 「サッド ヴァケイション」 8点 「クローズ ZERO」 8点 「龍が如く 劇場版」 8点 「河童のクゥと夏休み」 4点 「エクスクロス 魔境伝説」 2点 【コメント】 ちゅうがくせい気分が抜けません。 ----------------------------------------------------------------- 【監督賞】 作品名 [深作健太] (「エクスクロス 魔境伝説」) 【コメント】 絶対『映画芸術』サイドの監督じゃないとおもう。秘宝側。 【主演男優賞】 [やべきょうすけ] (「クローズ ZERO」) 【コメント】 間違ってないよね?よね?やべ最高。 【主演女優賞】 [田中麗奈] (「夕凪の街 桜の国」) 【コメント】 かるく死ねた『ゲゲゲの鬼太郎』の図抜けたエロさも捨てがたいが、主役ならこっちでしょ?『夕凪の街 桜の国』、作品そのものはアレだが、田中に加え麻生久美子、中越典子という現代日本映画界の女優層の厚さ芳醇さを世界に示した。つか3人とも美しすぎ。 【助演男優賞】 [勝地涼] (「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」) 【コメント】 こんな仕事する人だとはおもわなかったです。 【助演女優賞】 [市川実日子] (「めがね」) 【コメント】 かるく死ねた。てゆか、おれ死亡。日本壊滅のお知らせ。…作品そのものは大層なアレだが、彼女が映ってるだけで、ただそれだけで、全肯定(『∀ガンダム』のそれと同様の意味で)。 【新人賞】 [該当なし] (「該当なし」) 【コメント】 新人であるか否か、そのあたりの判断がつかないので…。 【音楽賞】 「天然コケッコー」 【コメント】 レイ・ハラカミね。観ながら、ああこりゃまた卑怯だなー…とおもった。でもサントラは買わなかった(去年唯一買ったサントラはhibari musicからリリースされた『一万年、後….。』のみです)。 ----------------------------------------------------------------- この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。 |
でも、深田で正解です。
2008 / 01 / 15 ( Tue ) 痛いニュース(ノ∀`):【ヤッターマン】 主題歌作者の山本正之氏、世良のカバーに落胆…読売テレビ・プロデューサーの独断に戸惑いも
本編タグのカオスっぷりと入れ替わりっぷりに驚く。同時に、山本版差し替えOPの乱発ぶり&やはりタグの飛ばしっぷりにも得も知れぬ感動と当惑(わざと画像劣化さすとかテークレ替えたりとか)。…そんなにみんな、ヤッターマン好きなんだ!そうか!なんだか…ある意味おっかねえよ!そうなると当然きになるのは三池崇史の実写版。 深田恭子が実写版「ヤッターマン」のドロンジョに決定! : 映画ニュース - 映画のことならeiga.com ![]() 右のイメージボード?はメカ&キャラクターデザインの寺田克也によるもののようです。…こうなってくると主題歌は半ば自動的に山本正之御大で決まりでしょうが…。ここは、あえて宇多田ヒカルあたりにオリジナルソング歌わすといった蛮行に及んでほしい(北島三郎のカヴァーでも可。世良にゃ無理だったわけで)。 |
Perfume 『 Baby cruising Love / マカロニ 』 [Limited Edition]
2008 / 01 / 15 ( Tue ) みんな大好きPerfumeちゃんたちのニュー・マキシ!両A面!例によって例のごとく限定版。
![]() 地響きのような(ブリープ音による)荘厳さと、影すら追えない水晶のようなクリアーさ。眩しくてなにも見えない…。M-1はニコニコ動画で散々リピートして、貧弱なステレオからは「ああ、リズム方面は積極的に後退して、そして甘さは倍増して…なんだただの神曲じゃん」という印象だった。だが、それなりのセットで聴くといつも通り、濁りのない済みきったブリーピーなベースラインに流麗華麗なピアノが乗るちょうアップリフティングで激センチメンタルで、それでいて澄ましたような(いつもの)クール&ドライさ…。けれど、これまで以上に3人が近いような。…そう、Perfume史上、死角なしの最強のシングル・ナンバー。 M-2「マカロニ」は、M-1以上のアーバンっぷりでAOR方面にも見事な目配せを払うミッドナイト・クルージング・ソング。予想外の、キリリとした黒さ。そして融けそうなほどの甘さ。M-3、M-4はインスト。どっちも聴き応え有。とくに「マカロニ」終盤で響く尋常でない開放感たるや…。 ![]() YouTube - Baby Cruising Love - Perfume |
シネマ・ハント ハリウッドがつまらなくなった101の理由 ( 柳下毅一郎/エスクァイアマガジンジャパン )
2008 / 01 / 14 ( Mon ) 基本的には尊敬している柳下毅一郎の、「エスクァイア日本版」に長期連載してる(た?そんな雑誌読まねえし)映画評を集めたもの。
1996年の『ツイスター』から、2006年の『ダーウィンの悪夢』まで、洋邦問わずハリウッドメジャーからミニシアター系まで、セレクトは中途半端に雑多。結果として、「ああ、こんな映画あったっけね」的なタイトルが並ぶ。…ここに『劇場版 とっとこハム太郎 ハムハムグランプリン オーロラ谷の奇跡 リボンちゃん危機一髪!』とか、ピンク映画が加われば、雑多具合にも本気が伝わるのだが(前者は出崎演出を論じる…後者は専門領域でしょうし)。 この中途半端さは、柳下の文章全体にも覆われている。ぶっちゃけ、この人の真面目な硬い文章って面白くない(こと『興行師たちの映画史』などの力作に顕著。一方対談やブログ、FBBの「映画欠席裁判」シリーズはえらく面白いが)。この、掲載誌の程度っておれにはよくわからないんだけど、ひょっとしてクオリティマガジン?だとしてもこの論調不鮮明さ加減?タマユラさ加減?はどうかとおもう。おれが馬鹿だから論の方向性や結論が掴めないだけなのかもしれないが、とにかく退屈な文章。関心の伝わらなさと熱のこもらない突き放し具合は異常…そうかんじてしまうのも、おれの浅学さ故かもしれんが。 はじめに対象を「○○な映画」と仮定し、論の最後にそれを再度提示して、締め。なーんか、でしょでしょ?みたいな。当然粗筋やらを途中に挟むのだが、なんというか…この中庸さ加減が長期連載を成す秘訣なんでしょうか。読めば読むほどに、観るきにも観ないきにもならないという、不可思議な気分に。これはつまんない(粗筋の要約の巧さがまた余計…)。腐すにしろ褒めるにしろ徹底的にしてしまえば、それなりに観たくもなるわけで。あとね、この中途半端さは紙質にも現われてて、風呂で読むとペニャペニャになりますよ。 ![]() |
魍魎の匣 (2007)
2008 / 01 / 13 ( Sun ) |
全世界のお兄ちゃん、お兄ちゃま、あにぃ、お兄様、おにいたま、兄上様、にいさま、アニキ、兄くん、兄君さま、兄チャマ、兄やへ―。
2008 / 01 / 13 ( Sun ) |
増える賞金、死体の山
2008 / 01 / 12 ( Sat ) |