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ファンタスティック Mr.FOX (2009)
2011 / 06 / 06 ( Mon )
このおもしろさを貴方にどう伝えればいいのだろうか…児童文学とはいえ(原作はロアルド・ダール)、やってることはウェス・アンダーソン過去作とまったくおなじなのに。そう、父子の間にくすぶる葛藤や兄弟やそれにちかい間柄での強烈な劣等感や孤立感、喪失感…あとは多用されるバストショットや音楽の使いかたね。それなのに、すくなくとも『ダージリン急行』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』よりも、おれはこのどうぶつパペットアニメのほうがグッときた(『ライフ・アクアティック』は未見)。登場人物は山のまわりのどうぶつたち(と悪鬼のごとき人間)。主人公Mr.FOXは、ウチら野生動物だから仕方がないと言い訳しながら次々と犯罪に手を染めるただのチンピラ。そんな反省もしないバカな男にほれた妻、そんなふたりの間にできたヒネたガキ。それらと仲間のどうぶつ君たちが、銃弾や重機や発破喰らいながらもしたたかに人間にたちむかうさまは、んまあ強盗物でまさしく『平成狸合戦ぽんぽこ』だなーと。派手な机ガシャーンシーンもあります!

ファンタスティック Mr.FOX
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イリュージョニスト (2010)
2011 / 06 / 06 ( Mon )
監督はシルヴァン・ショメで、快作『ベルヴィル・ランデブー』から一転、ひじょうにしっとりとした、そしてゆったりとしたテンポ(そして軽めの劇伴)。誇張されているが、ややリアル系に振れたすばらしい作画と淡色系の美術、フィルター、ルック。モブシーンも遠慮なく切れ目なく流れる。セリフらしいセリフも極端に少なく、そしてロング/フルショット多し。とにかく、ただ目の前に映っている状況だけ。時代の波に押し流されそうになっている老マジシャンと、押しかけ女房よろしくマジシャンにくっついてきた田舎娘のふたりの男女の滑稽でおかしみと悲しみにまみれた筋。かたやフランス人、こなたスコティッシュ?で、時の趨勢に追い立てられ、生活に窮しながらも、それしかできないと舞台にたち続ける老マジシャンと、純朴なオボコ娘の対比で物語りは展開する。

イリュージョニスト
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鬼神伝 (2010)
2011 / 06 / 06 ( Mon )
"ぴえろism"って一体なんだろう…でもぴえろの、こういう劇場アニメってめずらしいよな…そんな、まあいつもどおり期待不安入り混じりながら観始める。冒頭から尋常でなくおっかない鬼どもと、武士やら僧侶やらとのヒリヒリとした本気合戦~土竜も登場(東映『ホルスの大冒険』の巨人モーグを彷彿)~唖然としてしまう仏像大破壊(中盤以降のネタ割れをかんがえると、ちょっと…)。とにかくのっけから迫力の超絶アニメート!ほんで川崎博嗣監督という事でこのクオリティに反比例して展開に不安をかんじ始める…。以下ネタバレというか、口汚い雑言かもです…読まなくていいよ。

鬼神伝
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦 (2011)
2011 / 06 / 06 ( Mon )
個人的にはやや冗長におもえるものの(スカシペスタンから…とくにしんちゃんがレモンの所に舞い戻る終盤)、及第点どころかなかなかの佳作かも(ここ近年では前作『嵐を呼ぶオラの花嫁』に次ぐ)。監督は増井壮一で脚本はこぐれ京。なんか、実にフレッシュなしんちゃんだったきがする(なおコンテは増井のほか橋本昌和、高橋渉、しぎのあきら)。本作ではしんちゃんがスカシペスタンからやってきた少女レモン(愛河里花子)とともにスパイ修行するあたりからはじまる。本作も諸々引用多いんだが(『シャイニング』は悪目立ち)、ヒロイン格のレモンはなんつーか、『さらば愛しきルパンよ』の小山田真希+格闘シーンは草薙素子ってそっけないかんじ(両方ともオカッパだし)。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦
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