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哀しき獣 (2010)
2012 / 01 / 22 ( Sun )
監督は『チェイサー』のナ・ホンジンってことで、とんでもない暴力絵巻と聞きつけて喜び勇んで観にいった(やはり期待どおりだった)。朝鮮系中国人…″朝鮮族″が半島に渡ってきて引き起こす凶悪犯罪や差別がモチーフなのだが、いやもちろんそれも十分描かれているし、問題意識を喚起させる内容ではある。だが結果的におびただしく血が滴るクレイジーで、おいそれと(ウォン安だからとか航空運賃が安いとかエステがどうとか眼鏡が安いとか死ぬほどくっだらない理由で)朝鮮半島に渡ることを躊躇し阻害させてくれるような、そういや彼の地の成人男子は兵役経験してるからやっぱ(酔っ払ってタクシーとかでも)喧嘩売っちゃマズイかなー的な、そんな身も凍るようなバイオレンス映画。ぶっちゃけ朝鮮族といったモチーフや叙情なんぞ途中からどうでもよくなって、鮮血出血流血と、刺身出刃や手斧、野太い牛骨が飛びかうフレッシュムービーになっていきます。

哀しき獣
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サウダーヂ (2011)
2012 / 01 / 22 ( Sun )
これもうずーっと観たくって観たくって。2011年の邦画情況はこれ観てないと語れないみたいな尋常でない空気が、ほらそのあったじゃん?なので上京の機会捕まえて観ました。まあ…たしかにそこいらのシネコンでジャンジャンかかってるクズ邦画とは初っ端の志や立ち位置がちがう(のは理解)。ただし、予想よりも淡々としてて、いるだけで座持ちするような突飛な人物だとか、極端な状況や展開はごくごく一部で、全般的にさほど深い内面を携えていない「こんな連中いるよね/いそうだよね」っていう登場人物ら(土方、タイとかの外人水商売、職にあぶれた日系ブラジル人、右傾化したラッパー、エステティシャン、利権でズブズブの県会議員、ナントカ還元水ほか)の調査観察重ねた滋味あふれるドキュメンタリさながらの描写が延々と続く(先のごく一部に、たとえばUFO-Kの凶行やアクセルミュージックとともに奏でられる「わがままジュリエット」横移動といったスペクタクルが含まれる)。

サウダーヂ
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