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ウィンターズ・ボーン (2010)
2012 / 03 / 31 ( Sat )
ウィンターズ・ボーン

父親の借金のカタに持ち家を失う瀬戸際の17歳女子(ジェニファー・ローレンス。色気なし色恋もなし)が、荒廃した母親と幼い弟妹のため、父親探しをするストーリー。一瞬『じゃりン子チエ』的細腕繁盛記を想起させますけど、そうはならない。凍てついたアメリカのクソ田舎の、面倒くさいドロッドロの地縁やらハスリングっぽいコトやってた父親の疫病神的あつかいをまんま被ったり、女子どもだろうと情け容赦なく、そう暴力込みで虫ケラのように扱われる。残念ながら本作からアメリカの社会病理ってのは伺えませんが、でも大人の世界、暗い闇に強制的に放り込まれるときの急速感というか、一瞬で周囲が真っ暗になるような、有体に云えば絶望みたいなモンが直裁に映りこんでいて、でも主人公は負けないで歯を喰いしばる(しかしながら、子どもだから敵の正体や実体に手が触れることはない)。冥府魔道を往くオンナ、ってトコで『フローズン・リバー』にも似た運命の変転が描かれており、片田舎の底意地のわるさや気まずさ、怖気をかんじた。

ウィンターズ・ボーン

(2月12日、フォーラム2)
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50/50 フィフティ・フィフティ (2011)
2012 / 03 / 31 ( Sat )
いやも、こういう映画はよわい。ユーモアと軽みを帯びたニューウェーブ難病ドラマ。『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン=レヴィット君が(インセプメタルヘッドではない)、悪友セス・ローゲンや新米カウンセラーのアナ・ケンドリック、はたまた苦手な母親(アンジェリカ・ヒューストン)らに見守られながら(これまた各々類型の、鉄板な演技)若年性で進行性ガンに侵されて闘病するという構図。

50/50 フィフティ・フィフティ
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TIME/タイム (2011)
2012 / 03 / 31 ( Sat )
ふざけた話だがきちんと面白い。信用のおけるアンドリュー・ニコルだし、ある程度の保証がついていたが、事前に少なからずあった不安は、まずは相変わらずの品のいい建築趣味やキャスティングで払拭(ジャスティン・ティンバーレイクひとり野趣を醸す)。つづいて、腺病質な印象しかないキリアン・マーフィが、とても25に見えないオッサンになってて、これはこれで見応え十分。アイディアとして、お金を時間に読み替えて、誰しも時間だけは平等………にしない徹底した格差ギャグを設けたアンドリュー・ニコルお得意のディストピアもの。そこに身分ちがいのロマンスやら社会変革やら義賊っぽい小ネタが挟み込まれる。

TIME/タイム
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劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ (2011)
2012 / 03 / 31 ( Sat )
鳴ってる音そのものは正直ひっかかりないし(ただしサンレインだったか通販でCD-Rは買った)、入江悠監督『サイタマノラッパー』、1も2もそんなに感心しなかった(過度の期待と翼賛ぶりに観てるこっち側で盛って盛って、補正させてなんとか帳尻を合せたような)。本作は昨年すでに公開→ソフトリリース済み、なので『ヒミズ』公開に絡めて、ってとこなんでしょうけど。これまた二階堂ふみちゃんってオヌヌコ(茶沢さん役よかったですね)を観察しに出かけたようなかんじ。

劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ
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メランコリア (2011)
2012 / 03 / 31 ( Sat )
ここんトコずーっと、曜日の感覚失いつつあるような、床についても40分おきに目が覚めてトイレに向かってしまうような、そんな焦燥というか、やりきれない日々があって、観たかった映画も観過ごすようになり、それにもきが回らず、簡単なお礼の電話やメール、あとはまあ個人的な遣り取りすら相当億劫になってしまうほど、魂が磨り減っていた。でもトリアーなんて大嫌いなはずなのに、本作は観過ごすまいとおもって無理やり時間調節して観てみた。もっと云えばこの数週間は、本作を観るお膳立てのために状況をわざと放置し悪化させていたかのような、そんなクソな日々だったのだ。

メランコリア
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ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵 (2011)
2012 / 03 / 31 ( Sat )
これどーなんすかね。よしあし、は正直なところ、よくわからない。制作4℃で、監督が窪岡俊之…って、ちょっと意外。個人的にはアイマスより、ジャイアントロボやサターン『LUNAR ザ・シルバースター』キャラデのひと、ってイメージなので。…原作よりも、おれのなかでは深夜やってたアニメ版の印象、ちゃんと云えば愛着がある。深夜アニメの揺籃時代、だったかしらんが、初回をたのしみにして見て、ある程度のキチンとした満足が最後まで得られた佳作だったし、んまうまく云えないが、本作も深夜アニメ版とおなじ風合いがした。

ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵
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激突! (1971) ※午前十時の映画祭
2012 / 03 / 19 ( Mon )
激突!

いやもすっげーおもしろい。P.O.V.的画面構成の先駆で、かつ色あせるどころかここまで切れ味がいいと参ってしまうね。しびれる…とかおもいたい所だが、脳裏に浮かぶのはジョナサン・モストウのこと、『ブレーキ・ダウン』のこと。そして本作上映中度重なる上映ミス(客舐められてる)。トラックの挙動はまるで動物的(ウチで飼ってるチワワのような)で謎かつキュート。ほとんど小動物の、なにもかんがえていないままに、おびえているような挙動。なんか『カーズ』やきかんしゃトーマスをおもいだしたよ。あとさー…今冬の大雪を振りかえると、やはり身に摘まされるのはスクールバスのくだり。スタックしてうんともすんとも動けなくなるときのハラハラドキドキを超えた、あの嫌なかんじ。雪道もスクールバスもおなじ。

第二回午前十時の映画祭

(2月9日、ムービーオン シアター4)
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ヒューゴの不思議な発明 (2011) ※日本語字幕、デジタル3D上映
2012 / 03 / 14 ( Wed )
ヒューゴの不思議な発明

あからさま映画そのものへの、汲めども尽きぬ愛情をテーマにしてしまって、グウの音もでない。そら貴方キム・ギヨンや『赤い靴』のデジタルリマスターまで…おれはやってんだからイチイチ文句云うんじゃねえ!てめーら安易に3Dなんて手染めないで過去の偉人たちに敬意キチンと払えっての…!ってスコセッシ訴えてるかのよう。基本スピルバーグ『A.I.』みたいな筋立てで(ロボットもジュード・ロウもいるし)、歴史の片隅に追いやられたメリエスと作品群の再評価/文化事業を、流麗な美術とグリグリ動くカメラとで彩られた立体絵巻で満喫できる。主人公の少年少女(エイサ・バターフィールド&クロエ・グレース・モレッツ)にゃロマンスの欠片もかんじられないが(モレッツのキメ顔、あれなんなんだろ?)、ベン・キングズレー演じるメリエスと奥さん、サシャ・バロン・コーエン!と花屋の娘、あと犬っころダシにした老いらくの恋…ってラブ関係は、予定調和のハンコ劇であってもなける。とくにサシャ・バロンが、孤児院出の孤独な魂さらけ出すあたりはマジ沁みた。

ヒューゴの不思議な発明

(フォーラム3にて)
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ヒミズ (2011)
2012 / 03 / 11 ( Sun )
観おえて、かれこれ二時間くらい経ったはずだがいまだにアタマがジンジンと熱い&痛い。まさかこれほどハートウォーミングだとはおもわなかった。こっちに差し出されたのは塩味の、不恰好な握り飯のような、でも強靭な希望。もう安心して前作『恋の罪』は凡作だったと云い切れるし(本心は駄作と云いたい)、そして本作を観て園子温のかわらぬ容赦のなさと真心、ほのかな成熟をかんじた。

ヒミズ
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宇宙人ポール (2010)
2012 / 03 / 08 ( Thu )
タクの琴線やたら突っついてくるって意味で、また途方もない緊急事態を手持ちの札…十八番で一転突破切り抜ける小気味よさ(使い勝手のよさ)は、やはり『ギャラ・クエ』的だし、そういうミラクルをサイモン・ペッグ&ニック・フロストのコンビがコミカルに染め上げ、かつ語り口は当然現行コメディのイマっぽさになっているので、そりゃ面白いよ。んま、構造的には西遊記っつうか『リトル・ミス・サンシャイン』みたいな筋なんすが…。それと『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』エンドロールのように、現実的批評として中盤まで、二種類の外部の(エイリアン)視線からみた″現代アメリカの闇″が照らしだされる。

宇宙人ポール
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十二人の怒れる男 (1957) ※午前十時の映画祭
2012 / 03 / 08 ( Thu )
名作であることを十分に認めた上で、でもやはり「アメリカって…」とおもわざるを得ない。当時としては米国の陪審員制度に驚きを持って触れ、また自由かつ多様な意見を表明しあい、それに自由に従う/従わないを選択できるモデルとしての民主主義に畏敬やら羨望を傾けながら観ていたんでしょ…たぶん。でもやはりオセロの色がダダダと翻ってしまう展開には、申し訳ないが生理的になんか嫌でね。みごと合意形成されるサマを見せつけられ、情に棹差し、一点突かれ、ラスト孤塁をとうとう明け渡してしまう…恐怖すらおぼえながらアメリカ様万歳\(^O^)/

十二人の怒れる男
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ドラゴン・タトゥーの女 (2011)
2012 / 03 / 04 ( Sun )
ドラゴン・タトゥーの女

オリジナル版からほんの一、二年しか経ってないんだから、同時に連作の一発目なんだから、フィンチャーが、ザイリアンが、めちゃくちゃするはずがなかろう…とおもいながら観てましたが、やはりほとんどオリジナルのマンマだった。というかスウェーデンって舞台から逃れられないことをキッチリ理解してるからエライなと。そらそうだよな…そんなわけで差異について触れるとかはしません(うそ)。期待された残酷描写なんかは予想外に抑え目だったし(ディルド&墨入れ儀式の、あの淡々さ。もうフィンチャー本人が食傷なんでしょうね)、エロさもよわいきが。ルーニー・マーラのリスベットは、なんつか幼さが前面に出てて厄介さはそんなにかんじられなかった。謎解きのさまは『ゾディアック』、後半カネぶっこ抜くシーンなど『ソーシャル・ネットワーク』的できもちいい(このヘンはザイリアンの十八番なんでしょうけど)。そんなことで、お得意の技法を(シーンごと色味がコロコロ変わるが)RED撮影でもいかんなく発揮したようなかんじ。あと『ソーシャル~』は執拗なまでにVAIOでしたが、さすがにMacBook Proばかり眺める事態に。VAIOじゃ画になんないし監視カメラのモニターが関の山なんよね。

ドラゴン・タトゥーの女

(フォーラム1にて)
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DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る (2011)
2012 / 03 / 04 ( Sun )
観てて唸った。とんでもない映画だなと。だいたい基本おれいちばんすきなメンバーは中西里菜だし(お世話になってる意味で)、楽曲は音雲のブートリミックスを通じてしかしらない。そんなおれが観た理由なんて簡単ですよ?twitterのTLにライムスターのひとが褒めてるっぽい言説が流れてきたから。いやまったく、いま観て正解だった。本当に興奮しながら、アタマ痺れっぱなしだった。

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る
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逆転裁判 (2011)
2012 / 03 / 04 ( Sun )
予告で地雷臭が漂ってて、ああまた三池ヘンなことになってんじゃねーの!?って不安だったんだけど、『忍たま』の不振を利子つけて返したかのような、ここ数作では屈指のギャグ作だった。いやまーゲームは知らないんだけどさ、たぶんゲームに出てくるみたいな、いわゆるマンガを、さらに上回ろうって凄みがにじむ(そういや『龍が如く』でも、三池は見事な置換をやってのけていた)。裁判推理劇って基本は一切崩さず、ただし登場人物の過去をほじくり返す面倒くさい筋立てなれど、冒頭の珍妙なアヴァン~序審裁判のテロップまでは、いったいどんな映画なんだかさっぱりわからないのだった。

逆転裁判
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007/危機一発(ロシアより愛をこめて) (1963) ※午前十時の映画祭
2012 / 03 / 04 ( Sun )
007/ロシアより愛をこめて

前夜温泉での宴会で、ついでに云うとそのあとホテル出て延々と「パブスナックカシミア」で、席ついたオヌヌコ相手に「あんたクソ可愛いね!どうかしてるね!」って出前の納豆味噌ラーメンと餃子ペロペロ喰い散らかしながらくちゃべってた、そして断固として焼酎をグビっと呑み干しつづけていたせいもあって、正直やや二日酔いの状態で翌日観た。んまあ、いまもうこういうつくりで映画って撮れないよな…って。アヴァンタイトルだって、あれぜんぜん文字追えてないじゃないですか。きにかかったのは秘密道具のアタッシュケースの説明の丹念さ(段取り説明の細やかさは散見)、それと追っ手のボートを手持ちの燃料と照明弾でことごとく焼き尽くすあたりかなあ…パインウッドスタジオのこととかおもいだしてた。あと、スクリーンプロセス見ごたえあった(すみません寝てました)。

第三回午前十時の映画祭

(3日、ムービーオン シアター4)
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ロボジー (2011)
2012 / 03 / 04 ( Sun )
ロボジー

好き嫌いやよしあしは別にして、久々に矢口史靖らしい映画だなーとおもった。具体的に云うと、『ウォーターボーイズ』以来の好印象。いやもっと云ってしまえば、(本作にも出てるけど)西田尚美がヒロインだった頃の雰囲気まで戻って来ている。そもそもこのひと、理想とするコメディのヴィジョンがあって、本作まで幸か不幸かぜんぜんブレずにフィルモグラフィ重ねてきたわけだけど、どうもここ数作は不振だったきがする。妙にあてがわれたキャストのせいというか…だいたい若い役者配して恋愛モノなんかこのひと撮るかっての。なので、ロボットの中のクソジジイと翻弄される若き三人の社畜っていう残酷なドタバタ構図は、そらおもしろいって。彩として添えられる吉高由里子にしても、得体の知れないものに夢中になるあまりやはり現実ばなれしてしており、色恋の匂いが一切しない矢口ヒロインを見事に演じている。とまあ…おもしろかったっすよ。TVで流れたら実況とか盛り上がるんじゃない?

ロボジー

(1月15日、ソラリス1にて)
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