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ジャッキー・コーガン (2012)
2013 / 05 / 03 ( Fri )
予告だと、ブラピが血も涙もないヒットマンで、淡々と割りきりホ別苺感覚っつーの?ドライに悪が悪を殺めてく、そういう映画だとおもったの。ペチャペチャしゃべったり表情コロコロ変えたりせず、淡々と死体の山を築いてく・・・みたいな。局所的には予告と実物は間違っていないものの、タイトルのカットアップ感や執拗に挿入され、かつ上滑りでまるで伝わらないフッテージとか(サブプライム問題に端を発する08年の金融危機を置換とか云いますけど)、なんなのって。なにより、一向にブラピが出てこず(ぜんぜん孤高じゃない。つか部下もマトモに使えない窓際管理職みたいな倦怠を纏うのであった・・・)、安そうなチンピラ同士で延々ダベってる・・・妙な緊迫伴なって。奇妙な緊張感と低温なムード。そしてチンピラ二人がキマってるトコ(とくに愛犬家)の実に力のこもった描写(ぐんにゃりとしたリピート感とか)や、外注で仕事請け負わせようとしたものの、使い物にならないクズぶりをねちっこく延々描写するなどなど、どこか異様。画面内に映る(想像できるかぎり全ての)アンビエンスっつーかエミッションをぶっこんだ音響にしろ、なんか異様。先の金融危機を云々コミコミでも不穏。ムード先行系というか。おそらくレフン『ドライヴ』の、如実に影響下にあるようなきがするのだが(監督は『ジェシー・ジェームズの暗殺』のアンドリュー・ドミニクで、短く刈り込んだフォルムはまあ買える)、すげえダメだなーとおもったのはレイ・リオッタのリンチシーンでプライベートライアン化してる点だなー。反面、交差点強襲のスローモーションの批判は的外れ。たしかに多重衝突まで含めて15秒くらいのアクションだろうけど、あれは変種のバレエですよ。じつに古臭いとおもうけど。

ジャッキー・コーガン(2012)

(5月3日、フォーラム2)
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