スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | page top↑
悪の法則 (2013)
2013 / 11 / 30 ( Sat )
なんつか、引っかからない導入。そして、キャスティングが豪華すぎて観てられない(期待しすぎたということもある)。ワルいことやってそうな色男と、ビッチと、ビッチと、ハビエル・バルデムが、なんか高そうな服着て、なんか高そうなクルマ乗って、なんか高そうな飲み物飲んで、ただそこにいるだけだから。暫らくするとブルーノ・ガンツがダイヤ手にしながら、エラソーに警句という名の与太を飛ばす。ブラビもまたしかり。豪華キャストが、思わせぶりで直截でなく、自他の立ち位置論じみた台詞を吐き続け、危うい均衡にあった法則の、一瞬の崩壊とともに、遠慮なく皆順番で消え去っていく。その肝心の会話に中身があるかと云われれば、どうなんでしょう。衒学的な押井守とも、滾り迸りの武知鎮典ともちがう、説明に堕さない終始ペチャクチャしてる感・・・上滑りさも否めず、少なくとも凡そ哲学的だとはおもえなかった(終盤の、ファスベンダーとカルテルの親玉との電話とか、本当なんなん?)。くわえて、メキシコ人の会話を字幕に流さないのは、なぜなのか。観客に主人公とおなじ緊迫を味合わせるためかと一瞬おもったが、主人公現地の言葉喋れるじゃんね(やり取りがただの日常会話で、哲学的でも文学的でもないからか)。どうでもよいとおもわせるのは内容や台詞だけではない。二人の対照的なヒロイン、つか ビッチ。どっちも見るに耐えない劣化ぶり。マルキナ、とかいうオンナが全ての中心軸になってて、「心の読めないオンナ」として描かれるが、じっさいそのビッチ、キャメロン・ディアスが演じてるから、あまりにもウソっぱち&ひたすら安っぽくしか映らない(そもそも黄色のフェラーリとファックとか、只のギャグなんだからバカ正直に描写する必要ないだろ?)・・・本作で特筆すべきシーンは、バキュームカーごしの撃ち合いと、ブラピが高そうな服着てロンドンの街中舞台にしてファッション感覚で絞首されてく("ボリート"とかいうイカしたガジェットが大活躍)一人芝居だろう。リドスコの面目躍如というか、その二箇所だけは最高だ。

悪の法則(2013)

(11月30日、イオンシネマ米沢 劇場5)
スポンサーサイト
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
風立ちぬ (2013) ※2回目
2013 / 11 / 24 ( Sun )
高畑の新作を尻目に、せっつかれるように二回目の鑑賞。「ニイニイ様笹取りにいきましょう!」。前回鑑賞時にも薄々かんじてましたけど、んまあ、本作って妹映画ですよね。そういう側面ある。あとまあ、正直二度観たのは、ひょっとしたら宮崎駿の映画、もう観れないでないですか、このさき。おれこれからのカップルは、ジブリアニメをデートで観るってことができなくなる(吾郎や米林宏昌の映画は、おれの云う意味ではジブリではない)。これって、どうなんでしょう。ひとの心配の前に、じぶんのことを心配したくなる。観ながら、「ああ、おれ女の子とジブリ観たの、『ハウル』が最後だったんだなあ湘南台だったかな、茅ヶ崎だったかな・・・」。それとまあ、体感時間、劇中経過時間のことをうっすらかんがえてた。

風立ちぬ

(11月24日、ソラリス4)
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
グランド・イリュージョン (2013)
2013 / 11 / 20 ( Wed )
ルイ・ルテリエがようやく本気だしたかんじ(マジ待たされた!待ったかいあった!)。秀でたタレントの持ち主たちが、そわそわと、でも派手に集結していくえらいヒキのある、見ごたえたっぷりの導入、そしてタイトル。原題は、"NOW YOU SEE ME"・・・このタイトルでいいじゃんね。嫌味なしで、魔法を信じるかい?ってなかんじ。・・・なんかね、ルパン三世っぽい。とくに追っ手の(いちおネタバレしない努力)マーク・ラファロ演じるFBIは、古風なかんじが銭形風。それにくっつくメラニー・ロラン演じるインターポールのクソ美人ちゃんとのふたりの関係が、揺れる一進一退感が、4ホースメン以上にそわそわきにかかる。肝心の4ホースメンにしても、メンタリズム駆使するあやしい連中というより、人民の生活を破壊する大企業を翻弄する、石川五右衛門とかねずみ小僧的におもえるしね。カーアクションは、ベッソンの薫陶受けた証でしょう。いま大流行のプロジェクションマッピングなんかもガンガン盛り込まれながら、テンポよく進行。つんのめる快楽的な編集にしろ、本来、ダニー・ボイル『トランス』って、こういう話しになるべきだったのでは?

グランド・イリュージョン(2013)

(11月20日、フォーラム東根6)
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
キャリー (2013)
2013 / 11 / 17 ( Sun )
のっけから出産、そして初潮―。観てないけど、リメイク版『おしん』もこんなかんじなんだろうか?ジュリアン・ムーアとクロエちゃん母娘の確執、つか演技合戦の様相も徐々に顕在するが、ままある話しだがまったくかみ合わないというか、異空間で互いに闘っているような風合い(なんつか、2コマと3コマ動画のちがいというか・・・ムーアのほうがヌルっとしてる)。とくに感想もなにもないのだが、クロエちゃんアップ時の鼻の穴がきにかかる。そして超能力発揮中の表情すげーアヘ顔なのなー。つかもうマジでイイ歳なんで、「日本にプロムなんかなくて本当によかったー!」ってひとりごちすることもないけれど、でもまあおれやっぱプロムなんて文化やだね。あーあとカークラッシュのさま、三べん繰り返すあたりの丹念さ、そしてエアバッグの重要性がひしひしと骨身にしみる。公安には本作のカークラッシュシーン、すべての運転免許更新の場で再生されるべきと伝えたい。

キャリー(2013)

(11月17日、イオンシネマ米沢 劇場2)
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ROLLERCOASTER
2013 / 11 / 15 ( Fri )
放課後 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
舟を編む (2013)
2013 / 11 / 11 ( Mon )
大分時間経ってしまったが、映画館で観ながらひさびさに、「おもしれえなあ」「おれはいま、おもしれえ映画を観ているんだなあ」「このおもしろさが、理解できてうれしい」・・・などと、白痴のようなきもちで悦に入っていた。だが、観おえて一定の満足感といったムードが解けて、帰り際コンビニで金麦など買い求めるころになると、「はたしておもしろかったのか」「これくらいのおもしろさ、以前はもっと映画にあったはずなのに」などと一気につまらないきもちになった。いやいや、本作はおそらく本年の邦画でもっとも語られるべき(ちょっと前の、『桐島、部活やめるってよ』級の)作品だろう。素直に傑作だとおもう。

地味さを超えた普遍性と眩暈のしそうな清々しさ、高ぶりを湛えた本作は石井裕也の演出による。石井、なんかうまくなったなー、とかあったりまえの感想などではなく(原作モノなんだから)、おそらく驚きをもって指摘すべきは脚本の渡辺謙作の成熟(『ラブドガン』での宮崎あおいは一体・・)であろう。もちろん、どうも作劇上もっとアガんないとおかしいでしょ?ハズしてるでしょ?って箇所は散見。たとえば、噂に対抗して外注に仕事バラまいて既成事実をこさえたオダギリのトコとか、大詰めの校正シーンと工程が大幅に後退するあたりの修羅場感などあまりに低温すぎる。これは思いの丈がないとか、わざとハズしてるのではなくて、単に部分演出が水準までできない(できていない)だけだろう。反面、古色蒼然としたロマン優先で、電子書籍だとか以前、ネットでググれば辞書代わりになってしまうDB化した現実などには一切触れない(作品年代がよくわからんのですが、1995年なんすか?)。ロマン優先でイイだろうという強い意思なのだろうが・・・。

つーか、そんなことより、松田龍平演じる主人公馬締の、度し難いコミュ障ぶりから一転、昭和な一つ屋根の下、昭和でうなじが最凶にうつくしい宮崎あおいとさらっと出会ってしまうって・・・どうなん。またさらにオダギリとあやうい関係続けてるのが池脇千鶴ってどうなん!どうなん!本作はまた、やはり池脇千鶴はあまりに最強すぎる件裏づけする映画でもある。構造的には、一切の政治の季節を剥ぎ取って、プロテクドギアの出てこない沖浦『人狼』のようだし(観覧車が絶頂で、恋が成就してしまうまでがそれ。都合のよさ杉の下宿土間での宮崎あおいは、今後大いに語られるべき)、そして池脇のチーちゃんと宮崎あおいの両雌が、一瞬たりと同一フレームに並ばないという、画面より横溢する緊迫は、あたかもマイケル・マン『ヒート』のよう。さらに、オダギリをのぞき、すべての登場人物に一切子どもの影がないあたりも、いちおう指摘して(指摘だけ)おこう。どこか成熟を否定しているかのような。夫婦関係にしても、これってまるで思い返せば宮崎『風立ちぬ』みたいでは・・・(鑑賞は前後するものの今だからこそ一応云える)。

舟を編む (2013)

(5月2日、フォーラム1)
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
2ガンズ (2013)
2013 / 11 / 08 ( Fri )
デンゼル・ワシントンとマーク・ウォールバーグの、競演。週末映画観る位の寄る辺ない貧相な客の、薄っぺらな期待を裏切らない&ほぼ予定調和とも云うべき脆弱なイマジネーションの範疇でピタリと収まる呉越同舟系バディ・ムービー。三つ巴四つ巴しながら、裏切り、裏切られながらバンバン人を撃っていく二人の男の、退屈はしないが、大味な、イベントが仕掛け花火のように誘発していく、んまあ、予告そのままの映画ではある。ただ、もっとバカになる必要があるのではなかろうか、と。移民と一緒に川くだりするあたりの妙に写実な水中撮影や、モーテルでデンゼルがベッドをコツコツと叩いて音を確認するあたりのの無駄な丹念さ、ああいうのが最高にウザい。そんなディテールが観たいのではなく、大雑把で景気いいドンパチと、むせ返るくらいイイ女(とてもDEAにみえない唯一のヒロイン、ポーラ・パットンむっちむちでよかったです。つか、『デジャヴ』『プレシャス』とかの頃と印象かわったな~熟れかけで最高に芳しい)だけ出てりゃ結構です。あと、ビル・パクストン痩せたんじゃない?羨ましい。

2ガンズ(2013)

(フォーラム4)
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
マジック・マイク (2012)
2013 / 11 / 07 ( Thu )
昼はパートタイム&フリーランスの個人事業主、つか洗車のバイトや土方(セミプロきどりだが保護帽、安全帯なしで高所の瓦工事をやる手合い)やって、夜は夜で、女性向けのストリッパーに変身する、マジック・マイクa.k.a.チャニング・テイタムの物語。なんつか、テイタムありきの企画でドラマだということはよく理解できる。素直に、ストリップシーンのダンスとかアガりますよ撮影も見事だしおれみたいな男でも文字どおりエキサイトする。筋としては、夢見て、本当の自分が別にあるとおもって足掻いてる主人公マイク30歳と、彼を慕って、トラブルメーカーだがきらりと光る弟分みたいな若造アダム19歳(アレックス・ペティファー)と、さらに無軌道な若造が心配でならない現実路線のしっかり者のお姉さんブルック(コディ・ホーン。推測20代前半)と、彼らを取り巻く背景として、タンパとかいう推測だが熱海みたいな、ハリケーンがガンガンくる海辺の街が舞台で、そこにストリップ場のオーナーダラス(マシュー・マコノヒー!だいたい上半身裸!)のマイアミ進出っていう野望も横たわる、でもたった三ヶ月の物語。

不思議なもので、観ていてたのしい。ソダーバーグの映画で、こんなきぶんはひさしぶりなきがする(なぜか全編、暖色系のフィルターがかかる)。キャバクラの、系列店の全キャスト集合の一斉ミーティングに居合わせるような、ないしはキャバクラの芋煮会やら慰安旅行に居合わせるような(逆展開ですが)、そんなふしぎな海水浴の小旅行シーンが、なんとも印象にのこる。あのー客で、そういう立場のヘンなひとっていますよね(あ、ブルックは客ではないか)。さらにさらに、遊園地だかで、マイクとブルックのやりとり、これもかわいい。ほほえましい、なんだかいじましい。確実に、互いにきになって、距離が縮まりそうな稀有い瞬間。そして、はかなく崩れそうな時。「おれたち、こんな形で終わるのか」。・・・こういうの、ソダの映画にあったか?相当好きな『セックスと嘘とビデオテープ』でも、題材からしてどこか偏執的なところがあったからこの直球ぶりは驚きと新鮮味がある。壊れかけた関係から、一気に距離が縮まる。セリフも前を踏む。『サイド・エフェクト』のエンディングもそうだったけど、ほのぼのとした希望を投げかけ、でも中締めは堂々とマコノヒー!っていう小気味よさ。ソダ、キャリアの最後になんでこんな二本撮ったんだろうねー。仕事を終えるような影も形もない、いさぎよさ。でもこの二つ、相似形を描いているようなきがする。

マジック・マイク(2012)

(11月6日、フォーラム東根6)
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。