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TOKYO TRIBE (2014)
2014 / 09 / 19 ( Fri )
井上三太の原作は(その後の派生やらスピンオフは除いて)いちおう読んでた。いまいち巧くいってんのか不明瞭な冒頭の長回し・クレーンショットと、 狂言回し染谷将太a.k.a.MC SHOWのラップ。そぼ降る雨のなか、舞台は珍妙な具合に電飾ライトアップ&奇怪な原色のゲットーと化したイケブクロ(美術は『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』なんかも揮っていた林田裕至。本作同様の集団抗争劇である『クローズZERO』もそう。いやなんか三池っぽいな~とおもってたから納得の人選&出来ばえ。また、天才ハイスクール!!!!なる、Chim↑Pomやら美学校絡みの現代美術クルーも奇怪セットに混入)。さらにミクステ撒いてた鈴木亮平によって剥き身にされる佐々木心音・・・きてんなーと。でも、全般的に謎過ぎる。都内各エリアのクランと云うか、トライブ?が、順番でご紹介されるが基本的には、"ブクロWU-RONZ"/ブッパと、"ムサシノSARU"との抗争がファスト&ユーモラスに描かれ、そこに個人的な友情の亀裂と終わりが織りなされ、さらには謎の戦闘美少女スンミ(清野菜名!ちょう逸材!技斗とおっぱいとパンチラ!歴史が塗り変わった瞬間が何遍も!)やら、ゴラム的やゴジラ的な意味でアンディ・サーキスばりのモーキャプ演技に近接する三白眼の使い手竹内力a.k.a.ブッパやっべーとか、でんでんの大司祭も素晴らしく、謎と訳のわからなさが加速する。なんつか、全般的にフェス感すげえある。ラップ・ミュージカルというより、ラップ・オペラ、ヒップホップ・オペラ、なのではないでしょうか(ごくごくシンプルな構成の悲喜劇であるという点で)。「チンポのデカさで男の大小が決まるか」。園子温の体力マジすげえ・・・どうしようもないゴミにしかならないのでは?なんていう不安を微塵もかんじさせず、ゴミはゴミのまま、キミはキミのまま、ものすごい力業豪腕で物語が物語りたらんとしている。個人的な話で恐縮だが、昨日、北島三郎明治座最終公演を観てきたのね。ジャパニーズギャングスタのオリジンたる『国定忠治』もさることながら、第二部の北島三郎歌いまくりがちょうやばくて、サグいとか安易に云えないけど、しかし確実に刺さった。ネタバレになるのでアレだが、ショウの最後を飾るのは大名曲「まつり」。そのときの馬鹿セットが本作インスパイア(および、ドラびでおの水平撃ちレーザーギターインスパイア)としか云いようがないほど電飾バリバリで、巨大な悪趣味の極みをおくびも衒いも照れもなく満艦飾に染め上げていて大変興奮した(どんな具合だったかはこちらのブログに詳しい)。何が云いたいのかわからないが(とにかく興奮したと云うことだ)、日本人の心情に突き刺さる情け容赦のないナニカが本作にも確実に在る。また本作、奇怪極まりない怪人物のオンパレードだが、清野菜名嬢に負けず劣らずグサっときたのは、「ブッパ様お茶が入りました」→ヒューマンビートボックスという別次元展開をワンシーンで魅せたサイボーグかおり嬢だった・・・。もうね、ぜんぜんよくわかんない。

TOKYO TRIBE(2014)

(11日、フォーラム山形シアター1)
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ルパン三世 (2014)
2014 / 09 / 14 ( Sun )
くさすのは誰にだってできるし、じっさい観てて非常につらかったのは事実なんだけど、でもまあ、なんでこんな具合に成ってしまうんでしょうね。山本マタも、北村龍平もぼんやりしていた訳ではないとおもうんだが・・・。筋立てとか、キャストとか、舞台とか、とにかくスケール感がなくてびっくりするんだけど(アフレコふう処理を施した上での外人演出観ると、北村というより、寧ろ山本又一朗の持ち味なきがしてこれはこれでわるくはない)、北村だってこれから日本人映画監督史上初のハリウッド三本目に着手せんとしているのに、この出来ばえってのはどうなんでしょうか。んまあ、『NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ』未見だけど、一切の遠慮のないゴア描写が魅力の『ミッドナイト・ミート・トレイン』はわるくなかった。日本やタイだのアジアを舞台にして、超有名マンガを原作にして、THE芸能界なキャストを配すとこうなるのか。うーん・・・。小栗旬のルパンは座興と云うか、かくし芸でも見せて貰っている感慨があるし、黒木メイサの峰不二子は素直に色っぽいなーという感想(露出はおもいの他控え目&ボディダブル多用)。本作の唯一の見所は、ニコラス・ウィンディング・レフン『オンリー・ゴッド』でライアン・ゴズリングを惨殺してたカラオケ親父こと、ヴィタヤ・パンスリンガムが出演している点!いつとなりの浅野忠信が切り刻まれるのかとハラハラしてた。つか、親父さんちょっと肥えたかな?

ルパン三世(2014)

(13日、ソラリス山形シアター2)
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リアリティのダンス (2013)
2014 / 09 / 09 ( Tue )
アップリンクへ『ホドロフスキーのDUNE』観にいったとき、本作も一緒に観ようとおもったんだが、とても二本は無理と判断して、満を辞して地元で観てみました。アレハンドロ・ホドロフスキーが自らの少年時代を、驚くほど瑞々しく活発ヤンチャ、そして圧倒的奇想とビジュアルとで描いた、けっこう感動してしまうドラマ。おそらく作中の出来事や登場人物、そしてその過程から結末まで、すべては真実なのだろう。のっけ、"sing sing sing"が鳴りひびき、お金ってなんなんだろうかねっておもわせ、直後サーカスの一座にいる幼少期のホドくんと、頑固一徹なお父さん(ブロンティス・ホドロフスキー)。なよなよしてるホドくんにイラついてる共産主義者のマッチョなお父さんと、歌声響くやさしい神秘主義者の豊満ボディのお母さん(パメラ・フローレス)。そのふたりの間をホドくん・・・いったりきたり。対照的だが、さまざまなことを教えてくれる両親でもある。このふたりの影響・・・どちらかといえば、あんがい父親のほうの影響がホドロフスキーつよいんではないか。えらく幻想的であったり、即物的であったり、でもいまどんな映画にも似ていない少年の成長をつぶさに描く。いちいちひっかかるビジュアルの連打なのだが、ゴムの靴履いて岩場で死んだ友人を弔い、直後岩場の陰でクラスメイトらとシコりんぐして、ちんぽの形状がおかしいだろお前ってひやかされて絶望するあたりのくだりは、なんかもうなけてしまう。物語りは後半、テロリストを化すお父さんのほうにフォーカス。「犬が仮装している世界で生きたくない」。といい放つテロリストの名代で大統領を付けねらうものの、どんどん事態はひん曲がってゆく(んまあ、お母さんの念動力)。大統領の愛馬の世話役を買って出るもコトは成就に至らない。100脚の椅子、26回のジャンプ・・・なにがなにやらさっぱりわからないが、えらく胸を打つ。最終的にはおかあさんの気風のよさ、すべて熟知感で大風呂敷が一斉に畳まれてしまうが、母は偉大なんだな・・・山田洋次などには百万回輪廻転生しても描けない家族の風景画。

リアリティのダンス(2013)

(フォーラム山形シアター2)
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版 (2014) +「コワすぎ!」トリオ・トークショー
2014 / 09 / 07 ( Sun )
OVシリーズとしての通常のつくりとはちがい、工藤D、市川AD、田代カメラマン(大迫茂生、久保山智夏、白石晃士)のいつものクルーに、アイドル、霊能者、科学者が加わるパーティー形式となる。いわば『ラプラスの魔』的烏合の衆が、行けばかならず死ぬか発狂するという、"日本のエリア52"たるノロイ村に出張っていく筋。これまでの怪異や探索の集大成なのだが、"検証"や"REPLAY"などお約束は極端に減り、工藤、市川の生命の危機とすみやかな解決(これは『劇場版・序章』からの懸案事項)などという、現在進行形の物語りと変貌している。ようするに、投稿ビデオとその検証・・・というフォームからはずれ、ザ・ムービー的な大風呂敷を広げる方面に舵を切りなおしている。とはいえ、やはりシリーズの厚み、人気キャラクター工藤がいつものように怒鳴ったりどついたりすると場内はどっかんどっかんウケる(このあと舞台挨拶もあるしね)。元ネタを隠すそぶりもない鬼神兵なる旧日本軍の人型霊的決戦兵器の登場だとか、FILE-02から挿話が緊急合流したりと、まあ大変。あとはタガの外れた市川さんも相当だけど、遡行してじぶんの親刺しころす工藤の鬼神ぶりに、その因果展開の強引さにどっかひっかかりながらも、これはこれでアリだよな、と興奮して納得してるじぶんがいた。あ、上映後のトークショーもおもしろかったですよ!やっぱクトゥルフなんですね。法被も色紙ももらえなかったけど、200円パンフにサインしてもらい握手もしてもらいました。

「コワすぎ!」トリオ・トークショー-4

「コワすぎ!」トリオ・トークショー


戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01【口裂け女捕獲作戦】 (2012)

(ソラリス2、YIDFF 2015 プレ・イベント 1 怪異の表象 ~フェイク・ドキュメンタリーを楽しむ~ 納涼コワすぎ!まつり)
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章【真説・四谷怪談 お岩の呪い】 (2014)
2014 / 09 / 07 ( Sun )
開幕して始まったのはスピンオフ『劇場版・序章 Her Brother』。中抜けして観てるので断言できないが、本編に相関する部分含め、スピンオフのシリアスさが加減が絶妙(というのも、おまけ的映像ってだいたいコミカルだったりパロディだったり楽屋落ちだったりするわけで)。AD市川(久保山智夏)のお兄さんが登場するのだが、あの室内なかなかにおっかない。そして、異世界が存在する証拠を求める本編へ。やはり投稿映像の紹介から端を発するが、今回はお岩さんネタ。というよりもやはり、シリーズ連続して観ないとダメだねー。FILE-03、04観てないので、当然ながら真壁先生ってキャラがわからないし、お岩さんよりもきになるのは、市川さんがギャルっぽくなってるっつーか、やらしいOLみたいになってるあたりに、なんか時の経過をかんじる(これと、続く劇場版とでいわゆる2本撮りだったもよう。来年リリース?は3本撮りらしい・・・)。背後に怪異が映りこむ、人が立っているなんていうシリーズの定型を踏みつつ、工藤(大迫茂生)と市川の罵声と拳が飛び交うディスカッション、さらには道玄の道場のシーンの異様さ経て、たしかにヱヴァ破っぽくもある異世界での感動的な救出劇があったりと大満足。というか、展開についてくのに必死で、筋立てがどうとか、特殊効果の稚拙さなどきにならない(白石晃士監督がVFXやってたりするようですが)。そういう大胆で飾らない朗らかなところもシリーズの厚みだし魅力だ。えーと、北村早樹子さんの歌が挿入されてましたね・・・実に微妙なシーンで大変効果的に鳴っていた。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01【口裂け女捕獲作戦】 (2012)

(ソラリス2、YIDFF 2015 プレ・イベント 1 怪異の表象 ~フェイク・ドキュメンタリーを楽しむ~ 納涼コワすぎ!まつり)
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02【震える幽霊】 (2012)
2014 / 09 / 05 ( Fri )
「えー、今回取材するのは廃墟なんだけど」。そういう導入。のっけの投稿映像、廃墟にたんけんにむかう二組のカップル。の、ふたりのビャッチ恐れおののく表情に下腹部が過剰反応(SEの付けかたがやはり秀逸)・・・最近、自部屋でやっすいワインかっ喰らいながら、(劇場版でないほうの10時間のほうの)『テレクラキャノンボール2013』とか、あとV&Rのリクエスト再発もの(平野勝之とか)観てるせいで、なんか本作は本当にグッときた。というか、FILE-01よりもさらに身を乗り出して観てしまった。廃墟に乗り込む投稿者たち&ディレクター工藤以下クルー。「幽霊のホットスポット」なる三階の奥の部屋・特異点で、呪いの道具と幽霊の出る場所のフュージョン、"実験"。これって・・・どんなデジタルデビルストーリーなんだろう?同時に、ディレクター工藤(大迫茂生)のオラオラ男優ぶり。ヨットスクールな廃墟から一転、オカルト痴話喧嘩と云いますか、物語りは失踪した"夕子"の素性を追う筋に切り替わる。てゆうかねえ・・・わかったんだけど、本作って(まだ二本しか観てないけど)、ディレクターっていうオヤジが怒鳴ったりキレたりすると、一気に物事が展開するんだね。おそらく監督の白石晃士ってひとは、現場現地で段取りかけつつも同時に段取りを盛大に踏み外しているのだとおもう。撮影者だし、出演者だし、そもそも監督だし。そういう意味では本作だってハメ撮りみたいなものなのでは?と、勝手に落着してしまった。あ、おまけ上映のスピンオフ『FILE-02 To the Other Side』も相当よかった。アシスタント市川さん(久保山智夏)のキレ具合とかかわいいです。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01【口裂け女捕獲作戦】 (2012)

(ソラリス2、YIDFF 2015 プレ・イベント 1 怪異の表象 ~フェイク・ドキュメンタリーを楽しむ~ 納涼コワすぎ!まつり)
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01【口裂け女捕獲作戦】 (2012)
2014 / 09 / 05 ( Fri )
白石晃士のいうひとの作品初めて観ましたが、デジタルビデオカメラの持つ、というか素人撮りの持つ禍々しさ、粗暴さ、有り体ぶりマンマぶりがふんだん。心霊ビデオの投稿者と落ちあい、いろいろ検証したり聞き込みしたりする製作クルー・・・手と口が同時に出るディレクター工藤、いいように扱われるアシスタント市川、そしてしっかり勘所押さえてるカメラマン田代・・・。このかんじは監督に影響与えたと聞き及ぶ『ありふれた事件』を想起させるが、それに輪をかけるのが、いわゆるTVバラエティ的、再現ドラマ的な視覚効果(テロップ、モーショングラフィックなど)、や音響効果の数々。味わい深いと云いますか・・・次第にそういったTVプログラム、報道取材番組の体から自由になってく。ちょうスーパーフリー。正直、この手法なら何でもできるなあ・・・って。さっきまで生きてたひとの死体も、モザイクさえかければ脳漿はみ出た画出してもオッケーなんじゃんか、って。つか段取り踏み外して、だんだん活劇調になってくる。そして、昨今の洋邦硬軟問わず必須となっていたきらいのある、ひとと車両との唐突なる衝突描写なんかも、もーなんでもかんでもぶっこんでくる。もの凄く豊かな鉱脈だなと。それって、すなわちある時期のTVバラエティがそうだったようなきもしてくる。シアター2に数分遅れて入ったが、なんかけっこうなお客さんの数だったし、開催年じゃないからって、こういうフェイクドキュメンタリー/モキュメンタリー/P.O.V.映画の企画上映をがっつりやってしまう山形国際ドキュメンタリー映画祭の懐深さを痛感した。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01【口裂け女捕獲作戦】 (2012)

(ソラリス2、YIDFF 2015 プレ・イベント 1 怪異の表象 ~フェイク・ドキュメンタリーを楽しむ~ 納涼コワすぎ!まつり)
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複製された男 (2013)
2014 / 09 / 04 ( Thu )
ドゥニ・ヴィルヌーヴってカナダの監督らしーんですが、ひじょうに端正かつ緊張感が持続する、なるほどなーっていうサスペンスと云うよりかはスリラー(評価高かった『プリズナーズ』は地元でも上映してたけど未見)。で、これたしかに評しようとすればするほど大ネタに触れざるを得ないような、マンマなことが冒頭からバンバン出てくるもので、以下ネタバレってことでお願いします。

ENEMY
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