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自分のこと、サッちゃんと呼んだり、ボクと呼んだり(オンナノコが)
2006 / 03 / 18 ( Sat )
『雑草魂―石川光久 アニメビジネスを変えた男』を読みました。
購買ターゲットがみえない不思議な本だ(ビジネス書なの?)。
***

パラパラとイキナリ途中から斜め読みしたらば、一体、誰が発言しているのかわっかんない文章。
地の文とゴッチャになっているのかと不安になったり、鉤括弧のなかに話者と思しき人物名が出てきたり。
前後読んでもこれは石川の発言なのか押井の発言なのか真下の発言なのか、サッパリわからない。
ともかく、これはこれですげえ!と軽い興奮をしましたが、あたまから読むとわかった。

石川光久は自分のことを「石川」と呼ぶのだそうです。
サッちゃんか、YAZAWAか、IGの石川か…そんな感じでしょうか。
この本で一番面白かったのはこの点です。

あと、婦人がタツノコ創始者の末娘(どえらい美人らしい)っていうのもはじめて知ったよ。
この本で一番驚いたのはこの点です。

あと、石川社長の人となりが伝わるエピソードに結構なページが割かれてて、ややシンミリした(と同時に、これは、アニメーション業界を一般に語ることの困難さの裏腹でしょう。わりと、どうでもいい話が満載)。
こういうひとが、IGという会社を大きくしたんだなーと、この本で一番泣けたのはこの点です。

***

で、本書がビジネス書であれば、メインターゲットの感想を一方的に考察してみたい。…成功者の軌跡を追う読み物にしては、舞台が極端すぎる業界であり現場であるため、「マンガ映画の世界って大変なのね」で、おわりそうだ。

あと、単純に上場を果たしたベンチャー企業の経営者としてのテクニックとやらを知ろうとすればするほど、その凄さそのものが石川光久個人のパーソナリティーに因るものであるという、応用・転用が効かない成功譚が披露され、読み手を煙に巻く。

(主に押井とか本郷とかが喋り、再現ドラマが筆者によって描写される。石川本人の発言は驚くほど謙虚。相当自分語りが嫌いなようだ)

こちらは、ディテールが知りたい。そのIGたらしめるスキームを。
でも、あまりにも特殊すぎる業界のそのなかでも突出して特異な会社であるため、いよいよわからない
(これがGDHだとかだと、まだ伝わるのではないか。村濱は典型的ヒルズ族でしょう?)。

じゃ、投資家は?読むと不安になるとおもう。

じゃ、タクは?内幕モノが好きな人ならOKだ。
クリエイター押井守の、出資/製作側への考えの一端が垣間見られる(きがする)。

おれとしては…まあ、この社長は、ジブリの鈴木並に異能のひとである、そのあたりはわかった。
こーゆー感じでマッドハウスの丸山社長の本が読みたい。あ、4℃は別にいいです…。
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