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シリアナ
2006 / 03 / 21 ( Tue )
前情報で『トラフィック』っぽいというから、おおJ・タチか!
こりゃミネバ様!!とばかりに向かったよ映画館へ(本当は消極的に)。
***

簡単に云えば、「ぼくらのクルーニー兄貴の石油利権大戦争」とでもいう、くっだらない群像劇。
麻薬が石油になっただけ。画面の揺れは改善されました。

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本当に退屈に、もったいぶって事が進んでいく。ちらりちらりと真相らしきものをみせていく。ああ…もう勝手にしてくれ。こんな作品で、「ハリウッドの映画人の中にも、チャンと物を考えている人たちはいるんだよ」と示すことが出来るとでもおもっているのか。だったら特攻シーンをハッキリ描けよ。『ステルス』のジェイミー・フォックスの乗ってたアホ戦闘機が絶壁に激突するみたくスローでよ。無力な人間が粉砕する様をよ。

腹立たしいのは、カタルシスらしきものを配さず、観客を無常な、虚ろな気持ちにさせることでなんらかの自己(自国)批判と問題提起が出来たと思い込んでいる、その製作側の姿勢がイヤだ。馬鹿にするのも大概にしてほしい。ともかく、分かった風なその態度が気に喰わない。

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「物知りなおれが、知らないお前らにも教えてあげるよ…でも、知恵の足りないお前らに分かるかな?」

いや、分かんなくても結構だ。云われなくても知恵遅れなのは承知だよ。

(正直『ダーウィンの悪夢』を観ればクソったれたカラクリは一目瞭然で、そっちのほうがオモロイよ。富と暴力の連関世界がハッタリ無しの直球で分かる傑作です)

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やはり、ジョージ・クルーニーは容赦なく首切り落とされるべきだった。
(ノコノコ出張って行った奴が、隙だらけで拉致られて拷問されるんなら、仕舞いまでやれよ。日本人馬鹿にしてんのか)

そして、マット・ディモンはとっとと爆発に巻き込まれて真っ黒に焦げてみせるべきだった。
(席替えとか眠いことしてんじゃねえよ。合コンか?でなきゃミサイル視線でランクル後部座席のおサルさんに向かって超高速トラックバック、切り替り次カットはFBI連中の覗くモニタ上で爆破確認。以降、淡々と進行)。

***

この寸止め感が気が利いていると思い込んでいる、その不遜な態度。
ソダーバーグ&クルーニー一派は、自分らの立脚点をもう一度確認すべきだ。
その手に持ったシャンパングラスを置いてな。

趣味で政治的題材を取り上げるのは、本気で勘弁してほしい。
(リンクレイターのほうが、なんだかまだマシにみえる昨今)

(フォーラム1にて)
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