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魍魎の匣 (2007)
2008 / 01 / 13 ( Sun )
こっ…これはひどい。というか、田中麗奈が観たくて行ったのに、見事にそれ以外に見所がなかった!という衝撃。痛ましい出来。確かに柳島克己の撮影や、池谷仙克の怪異にして流麗な美術、中国のスタジオシステムなど、見所つか見ごたえがないわけではない。しかし…。監督は原田眞人。個人的印象だが、20年前に怪作「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」を撮り、キューブリックの字幕翻訳で名を上げ、『KAMIKAZE TAXI』で上げ、『狗神』で下げ、『バウンス Ko GALS』でまた上げたり聖林で役者やったり(画面に出るだけでウンザリ)…とイロイロ忙しい監督。愛息の原田遊人は例によって役名付きの出演。

魍魎の匣

とりあえずね、おれ原作のあんな分厚い本なんか読んでないので、よくしらんのだけど、序盤~中盤の、実に中国らしい中国風景は楽しめましたよ。ああ、中国で撮影してんだなーみたいな(1950年代とはいえ日本だとはとても)。中国に田中麗奈サマも行って、現地の連中にもみくちゃにされたんだなーとか(あの、カストリ雑誌編集部を遠巻きに眺めるカットね)。麗奈様、現地で水あたりとか起こさなかったかしらーとか、きになった。…出てくる連中が何者なのか、全くわからず、そんでもって効果の程が計れないカットアップ編集(あのー…ふるいだろ発想?)で、例によって原田は観客を混乱させたいんだろうなー…例によってアタマのイイところを見せつけたいんだろうなー…薄れゆく意識のなかで、麗奈様がもっと出てこねーかなーとかおもいつつ、そんなふうにおもっていた。

バタバタと続く序盤やら中盤やらは、まあいいですよ。キューちゃんばりのシンメトリー構図とか、どうでも。主要登場人物全員が戦友つうか同級生つうか知り合いというか、これもどうでもいい。勝手にやってろ。こっちは前作観てねえんだ。そうこうする内に、解決してく…みたいです。そうなんだ。

後半つうかクライマックスつうか、ハコ内部以降の鬱展開、さっぱり登場してなかった柄本明が大々的にしゃしゃり出てくると…眠気増。だいたいハコ内部以降、長すぎるだろ。既存巨大建造物と安手のセットの組み合わせのなかでウロウロしてるだけ。どうすれば緊迫感が得られるんでしょう?あとねー宮迫博之の役回りが最高に意味不明でうざい。あんな刑事おかしいだろ?

ただね、田中麗奈以外に見所がないかというと、そうでもなくて、百合ってる谷村美月と寺島咲はグーでした。ちゃんと美月ちゃまもダルマになるし…ただね、もっとこの二人をフェティッシュにエロく撮るべきなのに、原田、そのあたりの資質が決定的にかけてる。このへんは確実に実相寺昭雄のほうの領域だよな。けどもういないし、じつは『姑獲鳥の夏』も観てないんだけどね…。

魍魎の匣

YouTube - 魍魎の匣 予告

(12日、フォーラム1にて)
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