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ミスター・ピリペンコと潜水艦 [Herr Pilipenko und. sein U-Boot.] (2006)
2008 / 02 / 10 ( Sun )
ドキュメンタリー好きのひとって、どうもなんか、やなんだよね。選民意識つうか、私はドキュメンタリー映画が好きなんですよ~(お前らとちがって)普通とちょっとちがうんですよ~みたいな、ふうにかんじて。河瀬直美とかおれ大嫌いだから。…たぶん、おれのほうが確実に間違ってるんだけどね。だいたいドキュメンタリーとか、喜んで観るかよ普通。セルフ出産シーンとか実際アタマ沸いてんじゃねえの?でもそれもやっかみか?おれさみしんぼうか?…ので、地元でやってる2年に一度のドキュメンタリー映画祭も、開催中に行ったことは一度もない。でも、こうやって上映会があったりすると行っちゃうんだよな…たぶんさみしいから。

Mr. Pilipenko and His Submarine

けどよちょっと待て。これはドキュメンタリーじゃねえだろ。
ウクライナの年金生活者の爺さんが、30年来の夢である「潜水艦を作って黒海に潜る」を果たすまでの物語。田舎暮らしの少年がロケット作りに精を出していつかは世界に羽ばたくんだ、みたいな、おれの大好きなジョー・ジョンストンの『遠い空の向こうに』みたいな話し。けど大きくちがうのは、主人公の年齢と自由の国か旧共産圏か否か、だけ。自作の「イルカ号」制作のため、古女房の年金まで手を付けて四苦八苦する爺さん。なにが彼を駆り立てるのか、全然わかんねえんだけど…。それより、これみて、爺さんの振る舞いをみて、おもしろいか?おもしろいのか?そして笑うのか?笑うあんたら勝ち組か?

ま、そーゆーケチはさて置くとして、だいたいだ、なんでこんなにきれいにカット割れてるの?なんでこんなに見事な切り返ししてんの?なんでこんなにきれいに音撮れてるの?同録?どっからこの画撮ってるの?まさかイントレ組んだの?…もうね、これがドキュメンタリーとか、よくわからない。これが市民賞とか、わからない。いや水没して爺さん瀕死の目に遭えばいいのにー!とか、そういう話しがしたいんじゃない。確かにね、バルブ割れて水がじゃーじゃー船内に入ってくあたりは切迫したものがあって、同時に笑えたよ。正直爺さんが滑稽だったから。けどさ…結局いろいろむかつくところの多いドキュメンタリーでしかない。

YouTube - Herr Pilipenko und sein U-Boot (Kinotrailer)

(9日、山形市中央公民館4F大会議室、YIDFF 2007 アンコール上映にて)
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