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ちーちゃんは悠久の向こう (2007)
2008 / 02 / 17 ( Sun )
ちーちゃんすか。へえ。なんつうか色々と微妙だな…。ま、いいや。本作は第4回新風舎文庫大賞の映画化。あのー、何度か触れてる所謂自費出版ビジネス?かぎりなくクロに近いグレーなビジネスで名を馳せっぱなしで破産手続中の新風舎から発された、最後の弾丸かとおもって。そんな理由がなきゃこんなもん観ませんよ…。

ちーちゃんは悠久の向こう

ヤンデレ青春ミステリーっつうのかな。あのー、ほら。シャマランの『シックスセンス』ってあったじゃん…?おぼえてない?あっそ…。あとさ、広末涼子の出てた『秘密』って映画にも似た出涸らしたサムシングが横溢…。
柳下毅一郎あたりが自虐的に観て血祭りにあげてる所謂、難病/恋愛/携帯小説系ベストセラーの映画化は、好んで観ないようにしてるんだけど(時間もないしカネももったいないし)、今回のこれは新風舎絡みのラノベ、それも門外漢のおれでもペンネームだけはしってた作家(日日日。これであきらと読みます。クチロロみたいね)の映画化だったので義理を果たすようなきもちで観たのですが。

結論云えば、もうヒドイの一言。タイトルだけでだいたい想像ついたし、仲里依紗と林遣都が教室内でワンカットで収まるとこで成程そーゆーことねとおもい、屋上の眼鏡っ子(波瑠)の一言で確定的になりズルズルと…寝入りそうになる。一体いつの教育映画だよってかんじのヘタった古めかしい演出と、薄汚いビデオのルック。昨今のDVカムの画は相当マトモになったとおもってたのに、あきれるほど汚い画。美術もね、いまどきの高校生の部屋くらいキチンと再現しろって話し。

役者に転じれば…西田尚美以外全滅。てゆか、西田が巧く見えるキャストってなんなんだ。ちーちゃん役の仲里依紗だが、んまー、かわいくないわけでは決してないのだが(佐藤江梨子と木村佳乃を足して2で割ったような顔立ちに見える。正直ポニテ似合わんすよ…)、ポスタービジュアル以上にかわいく見える瞬間が皆無ってなんなんだろうね。もう少し粘れよな。

ただまあ、彼女と奥華子のセットで06年の『時かけ』級のヒット再来を製作委員会で目論んだんだろうけど、安易過ぎるとおもうんだ。中途半端は止して、奥寺佐渡子の脚本で細田守が演出してアニメ作ればいいんじゃね?でもこれ実写だからなあ(個人的には小中千昭と中村隆太郎の組合せでTVアニメで観たいきも)。

唯一といっていい見どころは弓道部の部長さん(高橋由真)。ですます丁寧語の口調がとてもかわいかった。だけど帰り道パン屋に立ち寄って買い食いするシーン、イチイチ自動ドアのセンサーが反応するのには笑った。おめー自動ドアすら演出できないのかよ…。

ちーちゃんは悠久の向こう

YouTube - 『ちーちゃんは悠久の向こう』 予告

(フォーラム2にて)
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