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エリザベス:ゴールデン・エイジ (2007)
2008 / 03 / 02 ( Sun )
ここ数年、神社仏閣に新年の参詣もなにもせずに過ごしているおれ。そんなおれが観にいった理由なんて。ただ、ケイト・ブランシェットのご尊顔を拝したかったんだ。妾腹女とか処女王とか云われたい放題の、孤独な一人の女性を追う歴史大作。製作はワーキング・タイトル。

エリザベス:ゴールデン・エイジ

ほらおれ世界史とか、きらいじゃん。年号とか出来事とかよくわからんし。よほど『マリー・アントワネット』くらいわかり易くしてくれないと、無理。ですんで時代背景なんか取っ払って観たときに、「これは…ケイト・ブランシェットがクライヴ・オーウェンに次第にデレてく話しなのか…?」つう視点しか持ち得なかったですね。釘宮ばりのツンツンぶりを発揮する(そして相当に見ごたえのある)ブランシェットが、荒くれ海の男のオーウェンに対し、「べ、別に頼んでるんじゃないんだからね!」とかいいつつキスして…とか、そういう不可思議な、歴史や階級を遥かに凌駕したツンデレが見られます。

エリザベス1世のキャラクターってどんななのかしらんけど、臣民つか国民にやさしく、国政の采配も揮って、でもこの歳で処女とか妾腹とか、とっととムコ殿を貰えよとか散々揶揄されて、実際ワタシの立場ってどうなのよ?アリなのかよ?っつう苦悩が滲みまくるブランシェット、かなりよかったです。そもそも容姿からして人間離れした風格とか出まくってるうえに女王だからね。

そんな彼女は本作で三度、対戦します。1戦目は王位継承者を名乗りつつ幽閉状態のスコットランド女王メアリー(大好きなサマンサ・モートン !なんだかビョークみたいでした)。この戦いは政治の力学により判定勝ち。2戦目は侍女のベス(アビー・コーニッシュ)。ホの字だったオーウェン寝取られてデキ婚されてしまうという…メンツ丸つぶれ。女王の完敗です…。3戦目!相手はスペイン海軍。いろいろ味方してくれて(オーウェンとか天候とか)、女王の快勝。2勝1敗だから、んまーとりあえずいんじゃね?その後、大英帝国は長きに渡る栄華を誇るのでありました…みたいな筋。

監督のシェカール・カプールとブランシェットによる前作は未見なんでアレですが(アートワークがこわすぎる。今回もだけど)、絢爛豪華な歴史絵巻というよりも、婚期逃してる女の生き様みたいなのが見れて、良し悪しでなくグッタリした。心底疲れた。期待してた艦隊戦もけっこうラフでさー。白馬が船から落っこちちゃうシーンはショックだったなあ。あとさー、ブランシェット様がスペイン軍を迎えうつ際、自軍にハッパかけるシーンがあって、騎乗しながらの演説だったんだけど、馬のヤロがふらふら動いちゃっててブランシェット様の説教に説得力が欠けちゃってしまい、そこがもう不憫で不憫で…。

エリザベス:ゴールデン・エイジ

YouTube - エリザベス:ゴールデン・エイジ 予告編

(1日、フォーラム3にて)
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