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フィクサー (2007)
2008 / 04 / 18 ( Fri )
なんだか予告と印象がちがうんですが…。法廷劇みたいなのかなー?って。カタめの話しは仕事おわりにはキツいなとおもったら結構ダルな、でも結果的には、友人がその命に代えて守った大切なものを守り通して筋も通す、みたいな熱い男の友情ものだった。少なくともおれはそうとった。よって以下ネタ割れてます。

フィクサー
毒入り農薬を販売してた会社、その会社を弁護し続けてきた大手弁護士事務所、ほか周辺の原告だとか、さまざまなひと達が織りなす社会派ドラマ。主人公のジョージ・クルーニーさんは、所属する弁護士事務所でも、公けにできないクサい仕事ばかり延々請け負ってきたひと。博打が大好きで妻子に逃げられ、サイドビジネス失敗して借金もある。おまけに属してる弁護士事務所に合併話しが持ち上がってて、居続けることができるかわかんない。こういう煮詰まったひとが登場する映画は好感が持てる。

そんな彼の元に同僚(トム・ウィルキンソン)から一本の電話。ひとごろしの農薬売ってる会社なんかもう弁護できねーよ!アイカランバ!やってられっか!みたいな内容。要は、ひととして大事な真理にきづいたのだが、同時に審議中に服脱ぎ始めたり、粉雪舞うなか全裸にソックス☆で原告団の美少女(メリット・ウェヴァー)を追いまわしたり、なんだか好感の持てる人物に同僚氏はステップアップしたわけ。困ってしまった農薬会社&弁護士事務所は、クルーニー兄貴に頼んで同僚氏をなんとか確保しようとする(容易く「脳内科学物質のせい」とか云うのな…)。一方でクルーニーも借金取りから詰められたり大変。業を煮やした農薬会社の法務担当者(ティルダ・スウィントン)が脇下にいやらしいシミつくりながら、とある決断を下す…。

なんか、最高にわからない説明だな…。導入は多少混乱するものの、長年自らしてきたことに疑問をかんじたトム・ウィルキンソンが、年甲斐もなく若い女にハマったことを契機にクライアントの悪事を自分を犠牲にしながら暴く。本当にえらいのは、おれクルーニーじゃなくてトム・ウィルキンソンだとおもうんだ。半生を省みたあとの猛反撃は格好よく、同時にその結末が予想できただけに、非常に悲しかった。PR用のVHSテープでマッシュアップをつくるあたりも、狂気と茶目っけが同居してて格好よかったぜ。

クルーニーも人間味があってよかったとおもう。ベンツが全然高級にみえないあたりもよかった。義理の?弟に「兄貴は犯罪者だ!」って云われてるあたりもなんだか寂しかった(そこがいい)。けど、凄腕のモミ消し屋にはまるでみえないのね。常に上目遣いで、ジトーっとみつめてる、だけ。あと、あの丘の上の三頭の馬はなんなのかなー。なんらかの隠喩なんでしょうか。

フィクサー

YouTube - Michael Clayton - Trailer

(17日、フォーラム3にて)
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