FC2ブログ
相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン (2008)
2008 / 05 / 24 ( Sat )
“踊る”シリーズに対抗心!? 水谷豊主演ドラマが映画化 ニュース-ORICON STYLE-

本作のヒットで"踊るシリーズ"最新作がリアル系に振れたら面白いな…やたら淡々な展開かつブルータルな銃火器描写にしちゃってさ。押井の『パト2』みたいに客置いてけぼりくらわすような…。Vオリや町場のテレビドラマで熟成されたワザが光る和泉聖治の本気炸裂の一本。苦みばしったコクと深みに当惑。

相棒-劇場版-
予告ですでに、そこいらのTVプログラムの映画化との格のちがい…なんつうか風格?和泉聖治の名前も頼もしい、そんな別格感をみせつけていたので、まあ面白そうだな…観ようかな…っていうきではいた。だが生半可な予想を遥か越えた、詰め込みすぎで野暮ったい。だがきらいになれない。TVシリーズはまったくの未見。でも、シリーズ物の厚みが伝わった。ファンはたのしいんじゃん?

冒頭から、緊迫。軍政下の異国のショット。戦車が格好よく撮れている。これだけで大層立派だ。すくなくとも、おんなじようなアヴァンだった『L change the WorLd』よりもサマになっている。ワクテカするしかない。その後、ウンザリするくらいオッサンばかりしか出てこないのだが、このあたりみみっちいマーケティングから逸れようとしているようで本当に好感がもてる。素敵な作品だ。ハンバーグ喰いたくても出てこない。だってここ割烹だもん。木村佳乃も本仮屋ユイカも地味すぎて笑うしかないし、そもそもこのふたりでは平均年齢をさげるのになんの役にも立たないほど漂う加齢臭…この果てしない地味さが魅力。繰り返すがシリーズの奥深さや凄みみたいなもんをかんじる。だって、六角精児なんつうひとおれしらないもん。でもシリーズお馴染みのひとが活躍するのって、こういうことでしょ?いい慣れないかんじでSNSなんて喋る水谷は嫌じゃない。

まあ、迂回させすぎでイマイチ行き当たりばったり感のある犯人の正体(動機もえらくあいまい)も、犯人にたどり着くのに散々振り回されたチェスネタ(きは利いているが、手が込みすぎ。タギングもイミフ)でなく結局電話一本でコト済んだりと結構適当。でもさ、下手な難病ものやイージーなコミックの実写化よりも背筋が伸びている。冒頭の左翼組織云々つうのは、たんなるとばぐちでしかない。でも、そういう単語が飛び出せるほどの厚みはいまの邦画に欠けている。攻殻S.A.C.に匹敵する政治性は認めたい。なにより、どこの馬の骨ともつかぬ連中じゃあなく、こういう、正しい資質のひとに撮らせないと!と本当におもった。

相棒-劇場版-

YouTube - 相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km Partner The Movie Trailer

(21日、ムービーオン シアター3にて)
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<つぐない (2007) | ホーム | eye of the beholder>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://daliandisease.blog47.fc2.com/tb.php/1401-9c459e07
| ホーム |