FC2ブログ
くりいむレモン
2006 / 04 / 19 ( Wed )
如何に煮ればよいのか、焼けばよいのか。仕上がりに対して、どいつもこいつも文句云いそうだ。
なんにせよ映像化の面倒くさそうな、逃げ隠れの出来ない企画ではある
(逃げない山下敦弘はえらいとおもう)。
wpol_entcl0.jpg

こうやって淡々と撮りきるのは、それはそれで勇気がいる仕事だ。
亜美が兄を連れ三者面談するシーン。教師(小沢和義)の云う…「なんだこの空気」。
まさに、そんな空気が充満している。演出は、それで全編包み込もうとする。

結果としては、悪くはない(けど、エロくもない)。

さまざまな郷愁じみた想いだとかマーケティングやら思惑や打算…そんな重圧を(逃げ切るのではなく)乗り越えて、なんとか普通の一本として成立させようという、そんな意思は伝わる。

***

大学生のお兄ちゃんがサッパリ大学に行く様子がない(描写もない。最後までない)ものだから、
まさに「おまなつ」状態だな…とおもっていたら実際そうなる(描写は非常にソフトです)。

だが、兄妹の甘美で怠惰な生活でウチのなかが、ゴミ溜めのように雑然としていくあたり、
妙に納得できるというか後ろめたさが感じられて、よかったです。

あ、あと食事のシーンは驚きました。なんの迷いもなく撮ってるよね。
それと水橋研二。このひとは、いつまでこういう役をするのでしょうか。
本作に限らず、とても好感が持てる役者だとはおもうものの、固定的だよね…。

***

えーっと北久保監督の『POP CHASER(1984)』が観たくなったよ。
昔をおもいだした。

(DVD鑑賞)

映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<劇場版∀ガンダム II 月光蝶 | ホーム | TU-KA on my mind.>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://daliandisease.blog47.fc2.com/tb.php/146-e4ee95a4
| ホーム |