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Alternative Movies in Japan―日本映画のパンク時代1975‐1987
2006 / 04 / 21 ( Fri )
こんなもん、読まなくたって益も害もない。正直、これを誰が読むのか…。ニーズ微妙。
だが、ほっとかれてると(すべてにおいて)無かったことにされるのがこの国だ。
なら立ち読みでも構わない。図書館でもOK。爺臭く「パンク時代」とかいってるけど敬遠するな。

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(リンディホップ・スタジオ編・愛育社)

いまや、誰でも映画は撮れる。型落ちしたDVカムとXP積んだノートPCと、割れモンのプレミア用意して、クラスメイトやバイト先の知り合い集めて…で、なにが映る?いや…なにが?
***

かつてウワサ程度の内容だけ聞いたこと(だけが)ある、だがいま退屈な位置にに奉られている中堅映画監督たち。彼らの自主映画作家時代の作品スチルが平然と並び、眺めるだけでも飽きない。

自分自身、本文中に登場する作品で観たことのあるのは、日活リメイク版『高校大パニック』、『パン屋襲撃』、『夢見るように眠りたい』、『普通サイズの怪人』、『電柱小僧の冒険』、『自転車吐息』程度しかない。大森一樹らの自主作品も観た覚えがあるが内容は忘れてしまった(子供ながら上映会に行った。大林宣彦の16㍉作品で、一部パートカラーになるところが印象深い)。

個人的に観たい、そして内幕を知りたいのは、本書で綴られなくなる87年以降今日まで日本映画界で興行上・批評上大きな一翼(とくにJホラーの台頭を準備した)を担う人材らを多く輩出した立教パロディアス・ユニティ、そして本書でその重要性があらためて判った狂映社一派の作品群だ。

田舎と都会の情報量の多寡なんて断絶なんていまに始まったわけではない。
いや、いまだからこそ、未だに『ファララ』、『しがらみ学園』、『SCHOOL DAYS』等々観(られ)ずにいながら、それでも「間違いなく存在する映画」への執着が個人的に本書でまた焚き付けられた。

***

これらをさらりと、やや特権的にカタログ化した本書は、最小限度の資料性とやや物足りないがルポルタージュ的側面が強い。と同時に、当時の熱気や憧憬をも内包している。

繰り返すが、やや物足りない。その場に居なかったから。
表紙だけでも焦れてくる。

『ガキ帝国』のスチル、学ランの二人はもう居ない。なんだか寂しいな。

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