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ブロークバック・マウンテン
2006 / 04 / 21 ( Fri )
散々ゲイのカウボーイの恋愛映画だと聞かされていますので先入観たっぷりで観にいきました。
まー…たしかにその通りで、保守的な土地で牧羊の期間アルバイトをしていたふたりの若者の、
1960年代から二十有余年にわたる愛の物語。

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***

映る景色は雄大だし、羊がワンサカ出てきて劇伴も『CHILL OUT』てな感じでスライドギターがチ~ンと鳴り、なんだかウットリしてました。
教訓として肝に銘じたいのは、やたらめったら泥酔して野外で眠りこけたり、ひとんち(この場合小さなテント)にあがりこんだりすると一寸大変なことになったりするんだなーっていう点、というか前半部の感想。

カウボーイの同性愛なんて許されるはず訳ない西部劇の残りかすのような時代。
ままならないのはふたりとも承知なわけで、両者ともなんやかんやで家庭を持ちはじめます。
このあたりから、俄然おもしろくなる。
男ふたりがベタついてても仕方ない(おれ的には)。彼らに艱難辛苦が降りかかる。

家庭を顧みないふたりに、当然ながらお互いふく風が順風なはずはない。
ヒース・レジャーのトコは離婚、古い人間なので職にもあまり恵まれない。
毎月養育費を払い、月に一度、娘二人に会うくらいの乾いた生活。
ギレンホールのトコは親が成金のテキサス娘(アン・ハサウェイです!)を娶って経済的な成功を得たが、いわゆるマスオさん。で、辛抱堪らないふたりは年に数度、逢瀬を重ねて歳を経てゆく…。

***

当たり前のように時代遅れのアメリカを描き出し、なおかつ、こんな純愛物語(やや変則ですが)を紡げるアン・リーという監督は、すごいということを思い知りました。
たしかに『ウェディング・バンケット』、おもしろかったっけなー…ってことを思い出したです。

***

や。でもよう…。だってよう…。
アン・ハサウェイみたいなお姫様捕まえたら、もうそれで充分いいんじゃないの男として?
あ。こういうこと考えてる時点で観客失格かもしれない…。

(フォーラム2にて)

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