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インクレディブル・ハルク (2008)
2008 / 08 / 25 ( Mon )
画になる苦悩というか、ノートンだから。サマになるというか、時間無駄にしたきはないよね。ティム・ロスも、ノートンだから出たとかじゃねーの?『ハンコック』は、もう前提(不老不死で超人)に胡坐をかいた努力のカケラもないヒーロー映画だったが、こっちはそんなことなかった。よかった。ちゃんと面白くドラマを描こうと、汗水流している。お通夜みたいな出来ばえだったアン・リー版を颯爽となかったことにして、それでも作品の魅力である悲壮さと痛快さを両立させた快作。

インクレディブル・ハルク
初っ端から主人公ブルース・バナー(エドワード・ノートン)は追われている。舞台はブラジル。地元の派遣仕事で飲料水工場に勤務。それ以外の時間はグレイシー柔術の怒り沈静セラピー受けたりとか草花の自由研究とかに費やす…いきなりストイックでしょ。でもやっぱ派遣先でいじめられたり、工場長から「正社員になんね?」とか誘われて恐縮したりと結構忙しいの。そんな折、既知外軍属(ウィリアム・ハート&ティム・ロス)にヤサを急襲される。途中ハルクに変身したりしながら間一髪逃げおおせるブルース、こんな身体は勘弁なのでステイツに戻ってなんとかしようとするのだった…。

くだらん子ども騙しじゃないよ。とっても面白いよ。少なくとも、見せ場とドラマを両立させようとしている。主人公の怒りと苦しみと悲しみ、だましだましで生きている。でもイラっとくる瞬間ってあるじゃん?あと、ほれた女(リヴ・タイラー。いよいよもって30過ぎて、やはり大味な顔になってきましたよ…)とベッドインしてるのになんも出来んとか(理由;心拍あがって興奮するとハルクになるから)。多分ねえ、出来るんだけど出来ないんでなくて、しないんですわきっと。なんか泣かせる。これってピンク映画だたか?と。その発露として代償行為的な変身による大破壊。そっからはもうCGアニメですけどねー。緑色の巨人が暴れまくる。

数えてないけど作中、結構な回数ブルースはハルクに変身してしまう。ハルクに変身イコール、アクションシーンですから、なんだか出し惜しみも脱ぎ惜しみもなく大盤振る舞いしてる。普通見せ場が多いとわりかし効果薄というか、んま失敗するんだけど、絶妙なつまみ方とドラマ展開との関連付けの巧みさでこれを回避。こと、大学構内(おそらくFラン。リヴ・タイラーが勤めてる位だからネ☆)での大立ち回りは良い意味であきれた。見晴らしのよい草っぱらでAFVとハルクががっぷり組んで戦う。抜けのよいがらんとした空間で大事起こす。大層感動した。個人的にはここでかなりグッときて、その後もぬけぬけとテンションは揚がりつづけ、最終的に摩天楼をバックにしたプロレス大勝負を展開。猫だましで引火を止めるとかアツすぎるでしょ…。ビシッと一本筋の通った、とてもいい映画だとおもう。

インクレディブル・ハルク
Dailymotion - THE INCREDIBLE HULK - full length trailer

(23日、ソラリス5にて)
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