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たみおのしあわせ (2007)
2008 / 09 / 08 ( Mon )
まあ、とりあえず予告でも見てよ…おれだけか?なんだか、けっこう本編とのギャップがあるような…。岩松了監督・脚本の作品です。実に、非映画監督の一本といった趣き。判断は留保したいのだが、染み入った。

きっと、適齢期になっても結婚できないでいる悩めるダメな男にオダギリが扮して、そこに颯爽とあわられるのが麻生久美子で、いろいろとコミカルなやりとり経て(そのー諸々編成的に三木聡的なタッチで)、逡巡しまくって、横道それまくって、結果ゴールイン…みたいな話しだろうと。で、オダギリがグチグチ悩む。悩みまくる。おれってば結婚上手くいくのかしら…そういう、一風変わったマリッジ☆ブルーを描いた話かなーって。…なんだよそういう、ダメだけどイケメンで、結局そういう流れなのかよ!わかり切ってたお定まりの展開だけど、やっぱおれと麻生のパターンは無いってか!結局オダギリかよクソ!って地団駄踏むよな内容だとおもってた。というか、そういう展開でないと成立しないだろうと。でもちがった。予告のもたらすイメージとはちょっとちがっている。

観てみて驚いたのは、これは完全に親子物というか、父子物なのよ。むしろ終始親父のほうに軸が置かれている。見合いして嫁を娶る息子(オダギリジョー)と、それを物陰からハラハラしながら見守る父親(原田芳雄)―。母親(であり父の妻)は早くに亡くしている。この父親がけっこう悩みまくる。悩みの種は尽きない。息子のことやら職場の人間関係やら前のオンナのことやら家のことやら…あと、息子の婚約相手のことやら。この親父さんに焦点あわせつつ、結構面白い人物のアンサンブルが出来上がる。おれ…こういうのに似ている映画をよく知らないんで、どう評してよいのかわからないのだが(アルトマンとか?しらねーし)、ジワジワ面白おかしくなってくかんじ。極端に奇を衒った現象やら特殊な人物やら事件は出てこない。そこが三木聡との大きなちがいで、あくまでギリギリ居そうな雰囲気(まあヒッピー崩れの小林薫とかお盛んな老人たちとかオダギリの職業とかどうなのよ?と問われると辛いが)。

この作品が訴えたいこと…わからんけど、とりあえずそんなに簡単にひとはダメにならないし、なりようもない。だから大丈夫、といったところでしょうか?あと、登場する女性のすべてが毒婦か、もしくはその条件を兼ね備えている点かなあ。女は怖いよねご同輩!みたいな(冒頭と以後チョロっと出る江口のりこは、その手前の予備軍みたいなもので、最後の良心)。麻生と大竹しのぶと石田えりは、それぞれ使用前、使用中、使用後、みたいなおそろしさ。意味不明。とにかく石田のふてぶてしさっつうか、人間の懐のデカさ?スクリーンからハミ出まくってて、それには参った。あと大竹と小林薫が接触事故起こすシーンのカッティング、あんなショックシーンひさびさに観たよ!本気で感動した。

たみおのしあわせ

(6日、フォーラム1にて)
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