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グーグーだって猫である (2008)
2008 / 09 / 08 ( Mon )
吉祥寺を舞台に、天才少女漫画家の小島麻子(小泉今日子)と彼女の飼い猫、およびアシスタント連中(上野樹里&森三中)と、あと加瀬亮とかその他が織りなすファンタジックな毎日。でも現実に見事立脚している。原作は大島弓子のエッセイ漫画。なんでか大島ワールドの映画化第一人者だったりする犬童一心が監督。脇にまわる上野、嫌いじゃないぜ。

グーグーだって猫である
筋立てそのものは冒頭に挙げたとおり、飼い猫グーグーとその周囲の皆様方との、漫画にも負けず劣らずたのしげな生活を描いている。もう、良し悪しじゃないとおもうね。これはこれです。犬童は正直『ジョゼ』くらいしかしらないのだけど、上手いのはわかった。近年まれにみる実験的な映画で(主題に呼応させているのだろう)、だが同時にそれが全然嫌味でないという…。

相当量ロケによるDV撮りでありながら、タッチに味わいがあり、同時に合成とかアニメを多用してて見応えがある。というか、かなり尻尾とか表情とかいじってるきがする(アニメパートのクレジットにはIKIFの名が。あと英語台詞の監修はマイケル・アリアス…アスミックで実写撮る模様)。どっちかいうと幻想的というより、心霊描写ライクなシーンが散見されてて、こういうアプローチで少女漫画に接近して、なおかつ失敗してないのはえらいなーとおもった。初っ端に大後寿々花ちゃんの出てくるシーンなど、かなり強烈な描写も有。基本的に金子修介よりもうまいかな…ヘタしたら中田秀夫と比肩するかも。

この作品、基本的には原作ファンの期待に十分応えるものになっているのではないだろうか、と観ながらおもった。おれ原作ファンじゃないけど。あとさ、女性の感覚?乙女の感覚?つうのを見事にすくい取ってるなーとおもった。多少尺、長いんじゃ…とかおもったけど。細野晴臣の音楽もいいし、はじめてキョンキョンと出会ったときの加瀬亮がやばかった。『ぐるりのこと』での役の沿線上にあるようなキワい演技。あと吉祥寺っつうロケーションがキモなんでしょうね…。おれ田舎者だから、どこだかよくわかんないけどね!

グーグーだって猫である
YouTube - 映画「グーグーだって猫である」予告

(6日、フォーラム3にて)
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