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青春の殺人者 (1976) ※リバイバル上映
2008 / 09 / 23 ( Tue )
The Youth Killer
二本しかない長谷川和彦のフィルモグラフィ、なんで『太陽を盗んだ男』じゃないんだろう?水谷豊景気にあやかってるのか?と訝しくおもったのだが、だいぶ前に泥酔してビデオで観たきりだったので(ある時期のおれの映画の記憶は皆そう)行ってみた…傑作という部類ではないとおもうが、でも面白いわ。スクリーンで観られてよかった(『太陽~』はゴジ招いて上映したいそうです。それならおれも行くし)。

まあ要するに親殺しの若者の、不確かな現実をタッチ使い分けて結構デタラメに描いている。いま観ると本当に奔放。原作は中上健次だが実際の事件がモチーフ。前半にある水谷と市原悦子との丁々発止は観る者すべてに興奮と歓びを与える度が過ぎるコメディでアクションだし(茶化してるわけでなく)、後半の過剰すぎるセンチメンタルぶりも、昂ぶりとともに底冷えをかんじる。

好き嫌いで云うとかなりアレな水谷豊の演技だが、じゃあ果たしていまこれほど跳ねて走って叫んでが出来る役者がいるかっつうと…その前にニーズが問われるかもしれないが。ニーズといえば声を大にして云いたいのは、原田美枝子の素晴らしさだね。荒げるどころか嗄らしたい。当時18歳で惜しみなくガッツリ脱いでるわけですよ。けれど表情はあどけなくて少女と女の中間なのな…。役柄的には毒蛇めいた女ですよ。母親の情夫に何度かやられてるうちに具合が良くなってきちゃって自分がこわくなっちゃうような、そんな先天的…。なんつうの?こういう演技やってこそ女優でしょ?喋り声もね、なんつうか蓮っ葉でスレスレのかわいさ。いまいる若手女優の、いったい何人がこんなこと出来んのよ…。

(22日、フォーラム5にて)
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