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ウォンテッド (2008)
2008 / 09 / 28 ( Sun )
…おもしろい。予告からして最高だったが(吹替版も)、現実に目の当たりにすると…決して映像の革命ではないが、こなれ切った技術の、粋な使い方だとはおもう(水平思考的な。横井軍平的な意味で)。監督は、共産圏マトリックスだった『ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR』のティムール・ベクマンベトフ。誰も頼んでないのに、ようやっと『マトリックス』が過去へと葬り去られたかのような清々しさがのこる。重要なのは誰も頼んでない点。

ウォンテッド
上司のパワハラに悩む典型的な屑サラリーマンのジェームズ・マカヴォイ(なんだかんだで、好感が持てる…)が、1千年の伝統を誇る謎の暗殺集団"フラタニティ"に誘われる(巻き込まれる)。墨だらけで蛇のように美しい同僚のアンジェリーナ・ジョリーや、大概の作品とおんなじ演技のモーガン・フリーマンなんかからヨットスクール級のシゴきつうかリンチ?を受けて、いっぱしのアサシンへと成長していく…そんな前半までは本当に最高だった。

そもそも、なんでもアリのアクションを愉しむ映画。アンジーのゴージャスなSっぷりと、そしてマカヴォイきゅんの痛めつけられっぷりに同調するのが筋だ。瞠目すべきはガンアクション。こう…スナップ利かせながら、おおきく振りかぶって撃つという…大概にしろよな。新しいよな…そんな撃ち方。とまあ、前半のフックの効き具合には観てるこっちも不安になるほどだったが、後半はちとしぼむ。すくなくともテレンス・スタンプ!が登場する手前、山岳鉄道のシーンまでは、大惨事を眺めながらキャッキャと大騒ぎしたい向きには上出来のアイキャンディーっぷり。快作が乱立する今年度でも、相当エキサイティングな内容である。

後半以降はリンチが過ぎて、どのへんが"友愛"なのよ?と、マジで内ゲバに至るただの内輪もめになるので、基本的にはゴッコ遊びだ。んまー、決済機能のない異能集団の末路としてはこれで正解なのかもしれない。ただ、ここまで自由が過ぎる設定と、自由を具現出来てしまうヴィジュアライゼーションの進化具合って、映画が映画の体を失くすスレスレにまで近づいてしまってることの証左のようにおもえてならない。ならば、行きつく先まで見渡してから失望したい。なので、これはこれで続編希望。

ウォンテッド

(ソラリス5にて)
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