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石内尋常高等小学校 花は散れども (2008)
2008 / 10 / 14 ( Tue )
うっはーおもしれえなあ…と、最初は。なごむ&95歳の反骨精神に胸打たれる。だけど、異様に色の黒いトヨエツが出てきて、これが新藤兼人とかおもしろすぎるだろ…とかおもって、ほんで何度も何度も帰郷するトヨエツを観てたら、どうでもよくなって、いつしか夢の中…。

石内尋常高等小学校 花は散れども
冒頭、石内尋常高等小学校の市川義夫先生(柄本明。いい。じつにいい)は、居眠りこいてる生徒を頭ごなしに怒鳴りつける。そんで、バケツ持たせて教室の後ろに立たせる。市川先生は居眠りこいた児童に居眠りの理由を尋ねる。訊けば、夜明けまでずーっと家の手伝いで稲刈りをしていたからネムネムだったのだ。市川先生は泣き始める。わけもわからず怒鳴りつけた自分を恥じ、生徒に謝罪した。そして生徒に、いくらでも良いから寝てて構わないといい放つのであった…。

序盤はこのようなちょう牧歌的な、でも戦争の影が覆いはじめた高等小学校を舞台に、古きよき時代?おそらくそうなのだろう…としかいえない時代風物。熱血漢の市川先生と川上麻衣子との結婚のくだりはたのしい。あーいいなって。物語は級長にフォーカスされ、甘酸っぱい初恋と別れが描かれる。そして30年経って、定年迎えた市川先生のお祝い兼ねた同窓会が開かれる。冒頭で居眠りしてたガキは地元で収入役となり出世し六平直政となり、級長は脚本家目指し上京しトヨエツに、トヨエツの初恋の相手は大竹しのぶとなって割烹旅館の女将になってる。他の同級生らも根岸季衣とかりりィとかさー。"花は散れども"ってこういうことかー!と納得。中盤以降はトヨエツと大竹の、じっさいどうなのよ?っていう叶わぬ恋愛模様を、けっこう退屈に追う。

まったくよ、トヨエツがその、いる意味がわからない。どこをどう切ってもトヨエツはトヨエツ。日サロでも通ってんのか?ってくらい色黒いのよ。それってどうなん?色黒の駆出し脚本家って。んまあサーフィンとか、ゴルフ焼けなのかもしれんが、だが色の黒い戦中派ってどうよ?そういう疑念?で、相手が大竹?そんな、最後の最後まで拭いきれないおもいが残る。

てゆか、あまりにもトヨエツが脚本家に見えないのが凄い。脚本書いてて貧窮に苦しむとか、なんだとかいう描写が一切ないため(あるとただ悲惨なだけなのかもしれないが)、どこまでたってもトヨエツだよなアレ…みたいなかんじ。どうしようもない。ならば中盤にあった同窓会シーンの、あの戦後間もない苦渋溢れる具合ってなんだったんだよ?ヒバクシャとなってしまい戦後米を喰わずパン食になった世間を憎悪する大杉漣(大方の予想を裏切らないルック&アクティング)が、それでは報われないではないか。

石内尋常高等小学校 花は散れども

(13日、フォーラム2にて)
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