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私がクマにキレた理由(わけ) (2007)
2008 / 10 / 19 ( Sun )
タイトルとポスタービジュアルだけだとサッパリ意図が伝わらないが(スカジョが大層ご立腹なのだけは理解)、観ればなるほど、な邦題。なお原題は"THE NANNY DIARIES"で、これはこれでありてい過ぎるのかなーと。監督は、シャリ・スプリンガー・バーマンとロバート・プルチーニの夫婦。『サイドウェイ』に並んで、ポール・ジアマッティの評価を絶対のものにした快作『アメリカン・スプレンダー』のコンビです。

私がクマにキレた理由(わけ)
ジャージー☆ガールのアニー("Annie"演ずるはスカーレット・ヨハンソン☆本作では終始ちょうキュートなぶさいくちゃん☆)、シングルマザーのかーちゃん(ドナ・マーフィ)の期待を一身に受けて大学を卒業するが、実際問題ゴールドマン・サックスとか入社してどうなんのよ?と土壇場で自問自答。急遽親の期待を裏切って自分探しを開始。ホームレス寸前のところを金持ちのヤッピー夫妻(ジアマッティ&ローラ・リニー)に拾われ、雇われて子守("Nanny")となる。まあ、そこでの波乱万丈のワン・サマーを描く("子守"の箇所は、水商売"、"風俗"と云い替えが可能)。

基本的には階級差を哂う洒落っ気コメディ。だが、今日の金融危機を嘲るかのように、金融界に身を沈めるのを寸出で回避したアニーの嗅覚の鋭さ(…ホント、笑えない)にも驚嘆するが、ともかく重要なのは若いオンナノコの自分探し問題だ。本年度でいうとノラ・ジョーンズが北米を移動しつつ自問する『マイ・ブルーベリー・ナイツ』や、蒼井優が預金残高\1,000,000.-をキープしつつ列島各地をステルスする『百万円と苦虫女』が記憶にあるが、この作品もその系譜。働きながら自分を発見する。…偉いなあ。おれなんて、溺れるのに慣れたよ。

子守相手のガキに執拗にコケにされつつ、雇い主のローラ・リニーに人権踏みにじられて神経衰弱させつつ、その旦那のジアマッティに散々無視され挙句セクハラされつつ、でも健気にがんばる。そういう打たれ強さ?へこたれないガッツ?そゆのスカジョって持ってるじゃん。多少いじめられても、全然意に介さないかんじ。なんか、いいよね。そんな彼女、窮地でかーちゃんの手助けを借りる。直後の雇い主の振る舞いとかーちゃんの実に冷淡な反応にダウンする。そのあたり、いろいろ考えた。いつまでも、傍観者でいられない。いつしか、染まって流されて原住民化するのだ。

ちょう大好きだった『アメリカン・スプレンダー』に比べ、多少ウェットすぎるかな?ともおもわないでないし、漫画がすぎるようなきがしないでもない。けれど、ずーっとブーたれてて、子守のガキだの、デカいケツだのオッパイだの、学歴だの世間一般の規範だの、いろいろ諸々を一切持て余してふくれっツラしてる、スカジョがかわいかった。そう、嫌々ながらもチップマンクス声の"Macarena"でフラフラと踊る彼女に(例によって)恋をしたのだ!!あーそういや、最初出てたスペイン人の先輩メイドさん(フォルティ・タワーズよろしく名前は"マニュエル"!)は一体どこにいったんだろね?



私がクマにキレた理由(わけ)

(18日、フォーラム2にて)
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