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おくりびと (2008)
2008 / 10 / 26 ( Sun )
田舎のひとイコール善人、みたいなそういう感覚や前提が作り手に残り続けている以上、こういう出来ばえになってしまうのは仕方ないのかもしれないし、それなりに評価されちゃってるようだし、それなりに客も入っちゃってるようなので、それ自体は全然わるいことではないのだけど、ただまあ、毒にも薬にもならない映画だとしか云いようがない。

おくりびと
この量産体制がいつまで続くのか?そのへんはわからないが、またしても庄内ロケの一本。チェロ奏者の本木雅弘が属するオケが解散、一瞬にして失業者に。WEBデザイナーとかいう虚業に身をおく妻の広末涼子とともにモックンの郷里に戻る(理由;モックンのチェロの腕前がじつはイマイチなので他のオケに移ることが出来ないうえに、所有するチェロの借金が1800万あるため…山響にでもはいりゃいいのにwまた親の死去以来実家に誰も住んでおらず居住費がタダになるからUターン。あまりにも安易)。…とりあえず職探ししなくちゃなんねっつうんで、新聞の折込広告に求人出てた"NKエージェント"なる会社に履歴書持参する。社長の山崎努、事務員の余貴美子が待っていたその会社は、死者の納棺を専門にする特殊ビジネスを生業としていたのだが…。

冒頭、練炭自殺した下半身未改造の若いオカマの納棺シーンからはじまる(←まあ、完全にネタ割ってしまってるんだけど)。んまあ、なかなかいいツカミ。いろいろ云いたい事もあるが、前述のとおり、そんなに文句もない。そーゆー話しでしょ?みたいな。面接していきなり月給50万でいいかな?って訊いてくる山崎も適当だが、冠婚葬祭は、んまカネになるよね。はっきりいって、世間一般のレベルでもそうだし、こと庄内エリアで、30代で年収600万オーバーの仕事なんか、ないから!それをいきなりゲットするモックン、勝ち組じゃね?余談だが、40歳前後くらいでそこそこの収入得られているのにかかわらず都心から郷里にUターンして、なんとか職探ししようか、みたいなひとが結構いるんですが、ほとんどの例で、はっきりいって収入は激減してますね連中。甘いんだよお前ら。田舎への郷愁勝手にもって戻ってくるのはいいけど、地元は地元で必死に凌いでるんだよ(おそらく、知り合いの庄内人なんか揃って「おれにモックンの仕事変わって貰いてえくらいだの。いまの収入でいまの仕事じゃあ、割りあわねえもんの」って云うに決まってる)。

と、まあそういう話し。ついでにやはり…そういう穢れた職業と見なされてしまうのか、モックンの旧友の役人(杉本哲太)やヨメのヒロスエから、なんでそんな人様から後ろ指さされるような仕事すんだよ!もっとまともな職に就けよ!ガキが出来たら将来いじめられるじゃんよ!というふうになじられる。職業に貴賎があるのかないのか、そんなのしらないが、んまあ、反社会的組織に属するとかではないので、そんなに目くじら立てる必要?差別?あんのかなーっておもうけどね(なので、ヒロスエは家出する。あまりにもゆとりすぎだろ)。そんなん、月給50万でチャラじゃね?そういう登場人物の動機や言動すら、また安易だよな。モックンを困らせたいだけ。

小山薫堂、まあ、初めての劇場公開用シナリオにしては上出来な部類だろうとおもう。職業ジャンルもので、突飛なネタを品よくまとめている。ただま、一個一個のエピソードが類型的つかベタすぎて、まるで新味をかんじられないのだったが。監督は滝田洋二郎。『秘密』以来約10年ぶりに広末演出したわけだが、今回の濡れ場も惜しいトコで留まってる!加えて、ロスエ(ガリンピョウ君的表現)がまるでエロくないのも大問題。こうなれば滝田には、10年後、40手前のヒロスエ(たぶん、熟れごろで最高かと)で3度目の正直を果たして頂きたいとおもう。

おくりびと

(フォーラム1にて)
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コメント
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登場人物たちはみんな葬式に出たことないのかしらと思うくらいモックンの仕事に偏見持っててびっくりした。モックンは日本映画的なウジウジ悩む感じがなくて広末が逃げちゃってもいつの間にか信念持って淡々と働いててさわやかだった。意外と泣けなかったけど面白かったと思う。でも終わり方はハッピーエンドにしてほしかった。
by: こんぺい党 * 2010/02/01 20:56 * URL [ 編集] | page top↑
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こんぺい党さん、こんばんは!

舞台が相当な田舎なので、死をけがらわしいものとする風潮は他所よりもあるかも・・・です。
けれど葬儀も自宅ではなく、大掛かりなセレモニーホールで行われる傾向にありますね。

あ、じぶんはあれ、ハッピーエンドだとおもったんですけど・・・
by: ナーニカ * 2010/02/01 23:00 * URL [ 編集] | page top↑
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