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イーグル・アイ (2008)
2008 / 10 / 31 ( Fri )
めちゃくちゃ。で、終わってみれば一体なにがしたかったのだろう…という強烈な徒労感だけがのこる。超常現象スリラーの気品漂うちょうマッシヴで激ハードコアな、はじめてのおつかい。…要は、ピタゴラスイッチ系の娯楽映画です。

イーグル・アイ
おなじラブーフ&カルーソー・コンビである『ディスタービア』同様、ものすごく本編から乖離してるアヴァンタイトルからスタート。なんかしらんが、双子の軍属の兄が死んで意気消沈のシャイア・ラブーフの元に大量の現金やら武器弾薬やら戦闘機のマニュアルが何者かによってプレゼントされる&FBIから狙われる。当惑するラブーフきゅん。そんな彼はなぜか、なぜだかしらんがバツイチ子持ちで、どこかしら生活臭と色香とが複雑に混じりあったミシェル・モナハン(ヒキがぜんぜんないあたり、新鮮)とともに、不合理かつ超常現象的な巻き込まれチェイスを経験する…。終盤には洋館ものホラーの今日的変奏といった趣も。

現実問題、D・J・カルーソーっていったい何者なんだよ…この絶妙な滅私具合と、だが刻印が過ぎる冒頭の描写を含む作家性、今後研究の余地があるのではないか。んまあ、ミシェル・モナハンが酔っ払って、一杯飲み屋で旧友(おそらく、おなじバツイチの同胞)らとクダ巻いてたら携帯鳴って、「通りの角に黒の(ポルシェ)カイエンあるから乗ってもイイヨぅ(≧д≦)ノ」みたいなこと云われたら、あんたどうするよ?行くし乗るだろ?でも飲酒だよ?

…かように、国家の安全と飲酒運転の危険は天秤かけられない。そういう矛盾はある。けれど、なんの感興も覚えないよりか、この途轍もないウンザリさ加減に肩まで浸るのも、案外わるくないかもしれない。たしかに現代社会は情報化社会で管理社会で監視社会でタグ付で総背番号制の社会なのかも。だが、最終的に、バツイチ子持ちの派遣社員とFedExキンコーズ(ちがうけど)の自称正社員という、10歳歳の差カップルってのも、意外とわるくないんじゃないかとおもい始めたのだ。

イーグル・アイ

(ソラリス4にて)
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