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容疑者Xの献身 (2008)
2008 / 11 / 02 ( Sun )
この映画観るまえに床屋にいって、そこの床屋3人…なんつうの?切るスタッフいんだけど、前回同様年若い女性に切って貰ったの。おれ、床屋で世間話したくないタイプなので(世間話が出来ない)、基本的に目をつむってるのね。だいたいおれメガネで、はずすと視界がぼやけて、きぶんがわるくなるし。必要最低限の会話(「湯加減はよろしいでしょうか」、「かゆい所はございませんか」…等の事務的やりとり)で構わない。会話なんて要らない。黙って年若い女性に髪を切られていると、多少は、なんつうか安らぐというか、そりゃ男に切られるよりはいいきぶんなわけ。たまに勝手な妄想したり…ああ、このひと美人さんだなあ、でも彼氏がいたり、結婚とかしてるんだろうなあ…ブツブツと。だが、きょうは終わりがけに彼女から話しかけてきた。「三連休ですか?」「いや、土曜は仕事してまして…」「ああ、そうなんですか。でも二日間休みでもいいですよね」そんなかんじで。きっと彼女はそんな対応を(基本的接客術として)誰にでもするのだろう。

容疑者Xの献身
散々予告見て、おれはこの映画観なくてもいいやとおもっていた。現実感のない天才物理学者(福山雅治)が、これまた現実感のない無能刑事ら(柴咲コウ、北村一輝)を手助けして、行き詰まった難事件を解決する。そんなの、どうでもいいじゃないか。ありがちなTVシリーズの焼き直しで、劇場用にブローアップしただけの、どうせくだらない話しなんだろう?…まあ当然ながらTVドラマだったということすらよく判ってない客なんだが。

で、まどろっこしいのがイヤなので先に書いてしまうが、これは報われない魂を描いた映画で、体裁の好みはどうあれ、嫌えない。あんなイケメンで狂人にしかおもえない云いまわしをする物理学者や、捜査能力のなさ過ぎる刑事らもいけ好かないし大体いる筈がない。だが、本作で描かれているのは、かつて天才とうたわれ、だが現在は絶望にうちひしがれていた高校の数学教師(堤真一)の魂の再興や癒しの物語だったりする。元錦糸町のホステスで、現在はちいさな弁当屋を営むバツイチ子持ち(松雪泰子)のおかげで、自分の存在を赦せるようになった孤独な男の闘争。

お弁当問題と四色問題。なんのきなしに過ごす日々。身内まで拡がっていた暗闇が漆黒が、何気ないことで嘘のように消え去る。昼、いつものように600円のおまかせ弁当をほおばる。灰色の毎日にちいさくて仄かな彩り。おれ、なんとかやっていけるのかな、などとおもったりする。トリックや頭脳合戦は単なる背景にすぎない。もっと云えば、福山雅治や柴咲コウも添え物。本作の監督は西谷弘。脚本は福田靖。マチバのテレビ屋風情がこんな作品を…どんどん撮ってほしい。欲を云えば、堤真一の絶望をもっと丹念に追うべきだったとおもうのだが…あと、堤はロリコンだったんじゃね?松雪じゃなく、金澤美穂ちゃんのほうだったんじゃね?という推理はこの際捨ておく。あ、撮影は山本英夫だった。

容疑者Xの献身

(ムービーオン シアター4にて)
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