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最後の国民作家 宮崎駿 ( 酒井信/文春新書 )
2008 / 11 / 05 ( Wed )
こんなんでいいんだ…みたいな、内容。なかなか「第一章」が始まらないくせに、その実「おわりに」だけ読めば万事理解の本です。宮崎駿が、タイトルにあるように"最後の国民作家"であるそのわけと、そこに至る経緯や背景やらが記される。てゆか、"高坂太郎"って誰よ?

最後の国民作家 宮崎駿
要約すると、「もの・仕事・風景」の均質化が進んだ戦後、アニメ作家として左右に翻弄されることを避け、括弧書きした先の三要素を丹念かつ執拗に描いていったゆえに"国民作家"になったんだよー☆という論を、宮崎本人の弁を時空超えてガンガン引用しながら展開する。左右であればそのへん濃厚なのはむしろ高畑のほうじゃあ…。

云わんとする中身はわからないではない。筆者の世代を中心にして劇場用宮崎アニメに列島じゅう皆見事被爆して(日本テレビ系列経由で)、エヴァーグリーンなスタンダードになったんだ、というくだりは同感。だが、おれには筆者の云う「町外れ」の風景に、風の谷やタタラ場は該当しないとおもうし、「古典」的な「漫画映画」の系譜は小田部洋一が監修する劇場版ポケットモンスターあたりにキッチリ受け継がれているとおもうんだよね(ポスト宮崎であれば、片渕須直や佐藤順一の名が挙げられていないのにも不満)。

少子化にあるこの国で、『トトロ』以降の宮崎アニメがなぜ国民的支持を得たのか、リピート放送以外の具体的理由を筆者はなかなか示してくれないが、基本その時期の(TV)アニメって不作つーか冬の時期なんだよね。作品名のあとに制作年度があったりなかったり、「私は考える」の感想連呼で締められたり…おれも新風舎から自費出版しとけばよかったとおもうことしきりです。
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