FC2ブログ
素敵な宇宙船地球号 「外来魚は警告する Vol.1」 ~巨大魚が食べ尽くした湖~
2006 / 04 / 30 ( Sun )
完全に煮崩れきって帰宅した(おれは、ユマ・サーマンの悪口は云えないな…)。
イラつきながら晩飯なんだかツマミなんだか判らないものを、その他の雑酒②と一緒に流し込んでいると、テレビから、なんだか脱力する牧歌的なBGMと、やさしげな女性のナレーション(室井滋)が流れてくる。

20060501000923.jpg

DV撮りのドキュメンタリーなのは、判る。発色はテレビ向きで非常にきれいだ。
ナレーションで「ナイルパーチがどうたらこうたら」とか云ってる。なんだか、妙に陽気だ。
画面右上には、“ナイルパーチ 欲望の外来魚”とか何とかいう文字が載っている。
新聞のラテ欄に目をやると、「謎の巨大魚が湖を襲う」とある。

要は、タンザニアのヴィクトリア湖の惨状を、日曜の深夜に放送していたわけです。
お分かりですよね?昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で異様な関心をさらった黒い傑作『ダーウィンの悪夢』を、ものすごく希釈した内容なのです。

darwin0.jpg

それなりの、製作側のギリギリの良心というか、義憤に駆られたと思しき描写もなくはない。だが。
ナイルパーチのアラを揚げて喰らう最下民層の人らの暮らしぶりも映してはいたが、やや、弱い。
流石に落ち窪んだ隻眼のオンナや有機溶剤でラリる未就学児なぞ画的にダウトなのはわかるが。

番組ホームページには、「今回は、このナイルパーチの導入によるビクトリア湖周辺の「光と影」をテーマにお送りします」とある。
あれ?光なってあったっけか?

加えて、今夜のプログラムの終わりに、「ナイルパーチに罪はありません!」とのたまう大橋マキが登場し(はぁ?)、二週連続シリーズの次回予告が始まる。

ゾワゾワしたよ逆に。そんなので良い訳?
加虐心煽れよというわけではないが、その、情況のいたたまれなさ、無常ぶりが欠けすぎじゃない?

本プログラムはテレビ朝日系列で放送。提供はトヨタグループでありました。


放課後 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<V.A. 『My Favorite Song Writers』 | ホーム | きょうも出社、たぶんあすも。>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://daliandisease.blog47.fc2.com/tb.php/171-fb498a46
| ホーム |