スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | page top↑
僕は君のために蝶になる (2007)
2009 / 01 / 19 ( Mon )
粗筋をチラ裏とかで読んで、でこのタイトル(まあ、かなりダメなほうの邦題に属するだろう)だとすると、きっと悲恋ものだとしても、でもファンタジックな話しなんだろうな…とはおもうよね。けれど観てると想像以上にけっこうな鬱展開だったのでやたらと疲れた。監督はジョニー・トー先輩。ドンパチだけでなく、おれこんなのも撮れるんだぜ…っという力量は伝わったし、わかりました。でも中盤まで無意味な緊張が続いてしまいヌケがよくないのよね…。ネタ映画なので観る予定のひとは以下読まないで。

僕は君のために蝶になる
主人公はエンジャという地味目のオンナノコ(演ずるはリー・ビンビン!『ドラゴン・キングダム』の白髪魔女がごく普通の女子に!)。ミスキャンパスと付き合っているアトン(ヴィック・チョウ)と行きずりで関係持ってしまうが、意図せず彼を事故で喪ってしまう(この、タイトルに至る一連のシーンの流麗さと唐突さ!)。3年後、彼女は弁護士目指してキャリアアップ図るが、事故のことが一向に忘れられず精神はボロボロになっていた。医師からの勧めで投薬をストップ。すると…。

すると…以降はありがちなゴーストストーリーの道辿る。だがそこはジョニー・トー。生半可ではない抑圧的描写が延々つづく。「TITLe」誌で黒沢清と対談したせいか、妙にJホラーくさいというか。一番最初、公園ジョギングちゅうに死んだ彼氏に出会うあたり、『ドッペルゲンガー』のレストランのシーンなど想起。弁護担当する青年(ウォン・ユーナン)のふるまいの奇矯さとか、まあネタ割れるんだけど、ああいう不遜なキャラクターは(香港映画では)新鮮ではある。処理が上手くいってるかは別として。…そんなわけで、めっちゃくちゃハードなこわさではないものの、通り一遍のラブロマンスにしたくはないという意志が不必要なほどビンビン伝わる。わるくはないんだが、おれこういうのが観たいきぶんじゃないんだよな…。

端折るが、ラスト。父子ものとしてもきもちよくすくえてるし、安易に弟クンとくっつくという話しでもないし、わるくはない。スカッとされても困るので。だが、どうしてこんな話しを撮ろうとおもったんだろうね?そのあたりがかなり謎。父親への複雑な感情は上手く処理されてるが、エンジャに対するアトンのきもちが不明瞭な前半がヘン。ただしリー・ビンビンが別段反省してないあたり、宮沢りえにも似たその端正な顔立ちも手伝ってか、「それもありかなー」などとおもった。自制が効いてる控えめ女子は、むしろかえって興奮する。

僕は君のために蝶になる

(18日、フォーラム4にて。『エグザイル/絆』も上映してくださいな…)
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<コレラの時代の愛 (2007) | ホーム | ヤング@ハート (2007)>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://daliandisease.blog47.fc2.com/tb.php/1762-e479f2b3
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。