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プライド (2008)
2009 / 02 / 01 ( Sun )
拾い物じゃね?タイトルだけだと東絛英機でも出てくるのかしら…?なかんじですが(わかんねーよ)。んでチラシ見たら水商売ものなのかよ…とか。外れてないけど。むしろ、そうなんだけど。女と女の、意地の張り合い。プライドのぶつかり合い。こういう世にもおそろしいものを、安全圏で眺めていられる至福。監督は金子修介。きもちのよい作品。

プライド
冒頭、階級差や血筋のちがいをあからさまに伝えてくる。ふたりのオンナノコが出会う。ステファニーと満島ひかり。かたやサラブレッド、こなた雑草。戦い、競い合うことが運命づけられていたふたり。及川光博や由紀さおりや高島礼子や鷲尾真知子やらを巻き込みつつ(とにかく脇の女優陣が最高)、横紙破りや女の武器なんかも全然アリで展開するスリリングなひととき。

大時代的とか、アナクロとかいう言葉では到底捉えきれないこの芳醇さ、絢爛さ。見事でしょ。さっきから、ニヤニヤがとまらない。虚飾のカタマリなのに、一向に無駄がない。なんなのこの嬉しい矛盾。凡百の自称演出家どもがけっして出せないキレ、そしてコク。職人の、匠の世界。軸足がまったくぶれることなくオペラ→水商売→ポップスと、闘いのフィールドは刻々変化する。でもかわらず戦い続けるふたり…。男たちは、その可憐で芳しく麗しいバトルを、ただ呆然と見つめるほかない。

これをハナでせせら笑う連中の、果たしてどれだけがこの高みにまで連れていってくれる?本物だけが見せてくれる世界。むろん、金子修介の株は個人的に騰がった。漫画映画(とくに少女漫画)はこいつに任せておけばいい。んで、プロデューサーの存在が非常にきになる。坂井洋一と伊藤秀裕。覚えておこう。もちろん主役のふたりも素晴らしい。性格的な好みはステファニーなんだが、満島ひかりの、厄介なドスの効いたかんじは、今後の邦画界の希望にもおもえた。

プライド

(ムービーオン シアター10にて)
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