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その土曜日、7時58分 (2007)
2009 / 02 / 14 ( Sat )
大ざっぱに、変則的なホームドラマ、だとおもった。もうすこし詳しく云えば、父子の相克の物語で、兄弟の変わらぬ関係性を描いた物語。若貴兄弟とかおもい出した(うそ)。しかしまー、シドニー・ルメットってひと、すげーな。若いやつがしがちで、実際やればまちがいなく綻びそうな構成を、見事にものにしてる。爺さんなのに…。

その土曜日、7時58分
のっけから、ワンワンスタイルで鏡に映る自分を見つめてハァハァしてる フィリップ・シーモア・ホフマン。このシーン丸ごとが幻影で、終盤にホフマンのヨメがいい放つ台詞から繋がるシーンでもある。なんだろうが一種異様な量感といおうか、きみのわるさでその営みが描かれる。ほんでタイトル。原題は"BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD"で、天国に召される前に悪魔に悪事知られないようにネ!ってかんじの意味のようです。邦題は邦題で、わるくはないとおもう。

カネに詰まったバカ兄弟(ホフマン&イーサン・ホーク…弟ヅラに磨きがかかってる)が強盗するその前後をおもしろ可笑しく、リワインドしたりマルチアングルしながら再生する犯罪バナシ。突飛というよりも、こういう構成にしないと結構退屈な話しなのかも。この手のジャンルは時制をいじくることで客から優位に立とうとする悪癖があるが、これはもうハッキリと作り手側のほうが上手なので、観てて騙されてて、きもちがいい(『アフタースクール』とかで喜んでるようなやつは観ないでいいよ)。最終的には先に挙げたように、ファミリーってなんだっけ?的ショッパイ幕切れだが、それでもネタが割れたときの困惑や失望がないというのは、わりかし凄いことなのでは…?とにかく、やってることは真っ当です。

あとまあ、どうしても演技合戦の様相呈するが、どうにもホフマンの…そつのなさ?それがきにかかる。片栗粉を鏡の上に落として、カードでライン作ってスニッフするシーンで、さらっとカードの縁を舐める仕草とか、あーゆーのが、なんか物凄く鬱陶しくかんじるのは、おれだけなんだろうか?あのデブあんなに大好きだったのに…。そういう季節なんだろうか。あとマイケル・シャノンがさ、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』同様の電気ショック顔というか、目つきわるいゴロツキ演じてて多少、たのしかった。

その土曜日、7時58分

(13日、フォーラム2にて)
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