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クローズZERO II (2009)
2009 / 04 / 11 ( Sat )
よくやったとおもいます。わるくない。スタッフもキャストも、前作越えを本気で果たそうとしている。果たせたかどうかは二の次。だから、わるくない。傑作すぎた前例は自分らでしか踏み越えられない…客もすごく沢山入ってたし、90年代の若手俳優には出来ないヤンチャな暴力映画が、こういうカタチで成立してるのはやっぱり清々しい。だいたい、こういうのが三池崇史のルーツなんだから!『ヤッターマン』なんかで喜んでられるかっつーの!

クローズZERO II
冒頭、暴走。さっそくリンダマン(深水元基)と決着果さんとする源治(小栗旬)。だが敗北…鈴蘭は混乱状態。一方、2年前の抗争で鳳仙学園のトップをナイフで刺し殺し鑑別所入りしてた、ex.鈴蘭トップの川西(阿部進之介)が出所、当然のことながら鳳仙学園からつけ狙われる。空気読めない源治が鳳仙のやつ殴っちゃったせいで再び両校は戦争状態に。そして川西はなぜか…鳳仙に狙われることなく、やべきょうすけ先輩の成し得なかったヒットマン稼業方面に生活が傾斜していく…。

やっぱね、無茶な話しなんだよ。これ、Vシネで上下巻に分けて撮れば最高の酒の肴なんじゃないかなとおもった。それくらいぎゅうぎゅうに詰め込みすぎ。だが暴力天国と云いきれるほどの殴りあい蹴りあいがなされる最中に、面倒な説明だのは結構なんだよ。たとえば黒木メイサが折角くぱぁ…ってしてんのに小栗がなんもしなかったり、エンケンの病気バナシの回収怠って人格が前作から大幅に変化した岸谷五朗がやべと阿部進之介とをとりなしたり(人格異常におもえる岸谷が魅力だったのに)、波岡一喜もあいかわらず最高のテンションで素敵なギラツキみせるが、でもやっぱり唐突感が否めなかったり(このひと、ある時期の三池作品のなかの田口トモロヲの役回りだよね)、そういう説明不足は、この焦燥漂う暴走遊戯の只中ではむしろテンポアップに寄与してるからオーケーだ。

制作はもちろん山本又一朗(別名で脚本も)。その他スタッフィングも前作踏襲。第二の主役とも云うべき鈴蘭高校のヴィジュアルが密度高くて相変わらずすばらしく(美術は林田裕至と橋本創。ADRIAN SHERWOODなんつうタグ?も…)、また掛須秀一&長坂智樹によるやはり頭抜けてるとしか云いようのないスリリングかつ安心してられる編集も最高(階段でおこなわれる小栗と黒木のやりとり…こういうの昔の三池はけっこうやってた)。教師や警察機構の存在しない…そしてガキは皆ヤンチャで、大人も皆昔はヤンチャで、ガキの喧嘩に刃物は無粋って云いきれる秋田書店なファンタジー世界において、そりゃもう皆格好よく羽ばたいている。こういう映画に客がガンガン入っている事態…いい事だと素直におもう。

クローズZERO II

(ムービーオン シアター3にて)
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