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レイン・フォール/雨の牙 (2008)
2009 / 04 / 29 ( Wed )
観ながら、あれもこれも…とおもったんだ。席を離れようかともおもった。今年度でも屈指の惨たらしさだが、だがどこをどうダメだとか、なってないとか、そういうことをいちいち挙げていくことすら痛苦にかんじてしまう。出自がいまいち判らぬ、だが黒沢清に脚本(原案)を提供した(『トウキョウソナタ』)という点だけで日本国内でカネを集めて一作撮って(前後関係はわかりません)、ほんでそれなりひとを呼んでしまうというガイジン、マックス・マニックスによる日本を舞台にしたサスペンス。大金任さされた御用聞き監督あたりが撮りそうな、ほんで"ハリウッドを越えた!!"みたいな惹句が踊りそうな退屈な映画もどき。いっちゃわるいが所詮邦画。だったら、これもクロちゃんが撮ればよかったのに…。むろん、マニやんのホンは敲き台でね。

レイン・フォール/雨の牙
ハイコン気味のピンのはずした色温度の高い画面で、官僚が持ってた機密入りのUSBメモリーをめぐって凄腕のヒットマン椎名桔平とか(ジョン・レインなどと恥ずかしい役名)、CIAのアジア支局(ゲイリー・オールドマンとか清水美沙とか…幾らで請われてきたんだよ)とか、あと我が警視庁(柄本明とか小木茂光とか…柄本はインターポールに居たことがあるって劇中でのたまう)なんかが、都内でやいのやいの、わーわーと騒ぎ歌い踊る。キッペーに殺された三人目の官僚(中原丈雄)の、なぜだか次女が自宅でコロされ、おもしろい眉毛の長女(長谷川京子)だけが助かってそのままキッペーと逃避行に。やべーキッペー全然みつかんねーよ!!ってキレるゲイリー・オールドマン。指揮所でモニタに向かって、ぎゃあぎゃあとわめく。ギャラの分くらいは働いてるんだぜ?的な薄ら寒い元気のよさ。

別にさー、こっちは、カネ損したとか、時間無駄にしたとか、云わないけど、たとえばこんな映画、村川透や和泉聖治あたりに撮らすとかいう、そういう思慮や努力、捻りはなかったのかな?こんな煮ても焼いても仕方のない産廃だったらよ。原田眞人あたりに撮らせたほうが、まだ余程ケレンつか、わかってるとおもうんだ。マニやんの持っているであろう、ある種のチープな日本映画を自ら模してみたいという願望は…嫌えないのだが。

ここにあるのはキャパを超えたバジェット預けられて右往左往してる御用演出家の吐き出したチン滓にも似た、大作サスペンスもどきでしかない。そう、マックス・マニックスは純然たる(昨今の)日本映画を撮ったのだと考えればよいのかもしれない。シャワーシーンを濡れた腕先のみ2カットで処理し、追いつめられた健康な男女が人知れぬ宿で夜具を並べながら互いの退屈な思い出バナシを語り合うのみで性交はおろかキスまでも至らない。ドス利かせて、たかがハセキョーくらいさっさと殴りつけながらひん剥けっつう話しですかね…。

レイン・フォール/雨の牙

(ムービーオン シアター8にて)
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