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新宿インシデント (2009)
2009 / 05 / 03 ( Sun )
舞台は魔都新宿・歌舞伎町。『ワンナイト イン モンコック 旺角黒夜』のイー・トンシン(デレク・イー)が監督脚本で、ジャッキー・チェンが日本への不法入国中国人をあくまでシリアスに演じるという…あまりにも救いのない中身。舞台が日本のアジア映画はけっこうあるが、これ、ジャッキー・チェンが出てなかったらビデオストレートじゃね?ってくらい、重苦しい。そこまでしないと、ジャッキー駄目なの?っておもった。あとはまあ、かつてのアクションヒーローが成立しづらい時代になったのかなって。

新宿インシデント
かつての恋人(シュー・ジンレイ)を追って密入国果たすジャッキー・チェン。先行して入国してたダニエル・ウーやラム・シュー、チン・ガーロウなんかと一緒に裏家業に手を染めてゆき(ごくごく自然体で)、幾度かの切った張ったを経て…刑事役の竹中直人の命救ったり、弟の復讐で台南系のピンパブのオーナーの腕を切断したり、彼女寝取った加藤雅也からの依頼を二つ返事で引き受けて峰岸徹と倉田保昭を殺害したり、いつしか農耕用機械の中古販売で財成しながらも、結局ファミリーつうかクランつうか、そういうのまとめきれなくて先のチン・ガーロウなんかと雑居ビル内でもめたりする。

視点がね、妙に現実主義というか、あまくない。少なくとも奇麗事な親日な展開にはならない。なので正直違和感というより不愉快にかんじる面もある。ここまで赤裸々に…要はシナ人の犯罪行為を、ジャッキー・チェンやラム・シューがほとんど反省の色もなくこなしてて、なおかつ彼らがある意味成功者になってしまうっていう展開に、正直どういう視点で観ればよいのか、不安になった。竹中じゃあ役不足だし、峰岸も倉田も早々に退場する。おもったよりヘタレな加藤もわるかないが…となると澤田拳也ってことになる。まあ格好いいけど、それもどうかなあ。それくらい、やな連中ばかり登場。でも人間こんなもんだよなーって。

圧搾されまくったガスが暴発する雑居ビルでは、もう呉越同舟がすぎるとんでもない展開に。無闇に集結させ、混乱の度がめちゃくちゃに高まるが、でもああいう無茶はいいよね。んま、いまどき裏ROMとか偽造クレカのシノギって大体どうなの?っておもったけど、どうも90年代を舞台設定にしてるようで(暴対法施行の話題が被るので92年?)、それならなんとか納得。おもいきり救いなくダーク目にした『ディアスポリス 異邦警察』ってかんじで、なんだかんだと本作を嫌うことは出来ない。ただ難を云えば…アーリー90年代だろうが、ヤクザと華僑と密入国中国人と警察が出てきて、なんでコリアン系が出てこないのか。それだけが本当に疑問だった。

新宿インシデント

(フォーラム2にて)
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