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ZAZEN BOYS 『MATSURI SESSION 12.27 2005 TOKYO』
2006 / 05 / 14 ( Sun )
なんだか節目節目でのリリースが恒例となりつつあるようなZAZEN BOYSの2枚組ライブアルバム。
この前いった仙台のライブで買いました。

ax12270.jpg

***

ファンとしては実況録音のダイナミズムと既発表曲のライブでの変貌ぶりがたのしい。

だいたい、NUMBERGIRLの頃からライブ盤のリリース量尋常じゃなかったし(2ndAl.リリース前にライブアルバムが!)、ライブでの曲披露の際これほどアレンジメントするバンドは中々無いのではないか(「DESTRUCTION BABY」などは毎度ラガナイズされた演奏が半ば定番だったが、解散間近になってオリジナル音源に近い直球なプレイをしてみたりして驚かされた)。

それらは昨今のZAZEN BOYSでも顕著。

***

問題はこのアルバムの1枚目のラスト、10分を軽く超える…「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」!

バンドとして、レゲエやヒップホップへの傾倒、PILやマーク・スチュアートやらの80'sNW/ポスト・パンク方面への偏愛、それはいい。

だがしかし!なんなんだこの曲。息を呑む。

2ndアルバムに収められたオリジナルは、ゲストのせいもあってか華やいだトラックという印象だった。
だが、このライブ盤のアレンジは、ひと言で云えば、90年代初期のUKロックバンドの12インチシングルに収められていそうな…そう、いわゆる「extended dance mix」ってやつになってます。

それをライブで、ノンシャランと披露…。このアレンジもすざまじい。

日向のベースで始まり、向井のエコーと松下の小気味よいリズムで締まるこの曲、何回聴いても飽きない。
ウェザオールmixって云われてもそうなんだ!で通るというか、Jr.ボーイズ・オウン的っつーか、兎にも角にもえらくダンスオリエンテッドな、フロアフレンドリーな仕上がりです。それも、相当高度なレベルで完成されてます。

jbo1988_980.jpg

(Various 『JBO: A Perspective 1988-1998』)

正直、上のコンピに収録されていても違和感ねえ!とボロ車の車内で悶絶しました。
抑制の効き方と小気味よさ、正確無比なドラミングとベースラインの腰にクるこの感じ。
世が世なら…とおもうとの同時に、なぜいまこの音なのか、というバンドの意気込みをかんじる。

12インチで切ってしかるべき変貌ぶり。これはライブハウスでなく、大バコ映えする曲。

レディングとかグランストンベリーで鳴ったらえらい騒ぎなんじゃないのか?

***

と、おもいながら散々リピートしながら同時に、想起されたのは90年初頭のNYハードハウス。
JBOとかウェザオールというより、同じジュニアだったらヴァスケスのほうなのかも…。
P.A.の宅さばきも素晴らしいがスネアブレイクの品のよさは、こっちのほうかもね。

ともかく、先月の仙台のライブの一発目がこの曲だったのだが、さすがにミニマムすぎるのか、それでも片鱗はあった(そのときのエントリ参照)。この尺で、いっぺん体験したい。
おれみたいな世代には魅惑的過ぎる。「でもなぜZAZEN BOYSが?」そんなもの、関係ない。

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