スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | page top↑
バビロン A.D. (2008)
2009 / 05 / 17 ( Sun )
とにかく茫漠とさせてくれるナゾナゾ映画。背景や裏設定がガンガンあって、でも全般的に一切触れないで、おもわせぶりさと瞬間瞬間の見せ場のみで展開させるという…ある意味、一時期のアニ研連の大作を彷彿とさせる(年二回予告を流して、当人らが卒業しちゃう)。あるいは本編並の尺と予算でこさえた、TVシリーズのパイロット版?プロモリール?みたいなきもした。なんにせよ惜しい。その瞬間瞬間の出来がよいだけに。監督は『クリムゾン・リバー』のマチュー・カソヴィッツ。才人なのは判るんだが…。

バビロン A.D.
物語は荒廃しまくってる近未来のセルビアから始まる。なんかしらんが相当訳ありなアメリカ人(ヴィン・ディーゼル)、肉料理が得意で、かつての所業でテロ犯と目されステイツには戻れない裏家業に従事。そんな彼がなんかしらんけどマフィア(ジェラール・ドパルデュー…だったようです)から仕事請負ってモンゴルの奥地にある新興宗教系修道院からオーロラという名の少女(メラニー・ティエリー)をアメリカまで運ぶことに。侍女として?なぜかミシェル・ヨーも一緒についてくる(中途半端なアクションも披露)。で、なんつうか…ディスコで謎な組織に追われつつショーアップした喧嘩したり、ほんでジェットスキーであそんだり、原潜で密入国したりしながらアメリカはNYを目指す。同時にシャーロット・ランプリング率いる先の新興宗教が絡んだり、改造人間みたいなオッサン(実はオーロラちゃんのパパさん)の組織が絡んできたりといろいろ大変なのだった―。

じぶんでも、ナニ書きたいのかわからないけれど、とにかく荒廃した先行きの見えない近未来で、やさぐれたオッサン(ヴィン・ディーゼルのほうね)が、いたいけで純粋無垢だが人類救済のカギ握るような(その逆もあるが)少女を連れてあっちゃこっちゃ行脚させる…そーゆーオボコ臭い幼稚な筋と、けっこう凝った世界観や芸コマなガジェットのディテールの積み重ねぷりは、なんだかおそろしく程度を下げた『トゥモロー・ワールド』と云おうか(若干おなじフランス人の感覚として『フィフス・エレメント』や『ゴッド・ディーヴァ』ふうのBD要素も加わってるつうか)。

なので、別段映ってるモン観る限りでは、わるくはない。だけどさ…なんにも設定に触れてこないのはどうなの?たいした事件が画面上では起こっているのだけれど、それがどれほど大変なことなのかが計り知れない。前後示されておらず説明を省くのは演出や話法としてアリだが、匂わせることすらしないっていうのは…かなり編集でバッサリやられてるんだろうけど、でもねえ。そんなこんな、きちんと回収せず放り投げ、最後とんでもないオチが構える。あれだけ大騒ぎしたのに、そんな大草原の小さな家的な落とし所って実際どうなのよ!?っておもった。…なんでもかんでも90分に収めるのも問題なんですね。

バビロン A.D.

(ソラリス4にて)
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― (2009) | ホーム | through the break>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://daliandisease.blog47.fc2.com/tb.php/1915-29565c64
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。