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ノン子36歳 (家事手伝い) (2008)
2009 / 05 / 23 ( Sat )
いろいろやばいよね…かつて栄華誇って、でも残酷にも時がすぎてピークもすぎた女優、でも女優なんだから、なんらかの理由がなければ脱ぐことはない。なんらかの理由がなければ…。そういう雑念みたいなモンを観ながらいろいろ考えてた。脱ぐ必然?みたいなものが本作にあるのか…いや、女優が脱ぎさえすれば、どんなゴミ屑みたいな内容でも、その瞬間だけはどうあれ価値が生じる(はず)。そういう意味では、まあありなのか。一見内容的には、日本映画然とした物語り。なのでおっけーなのかもだが…。とにかく坂井真紀のように、盛りすぎて映画に出まくるパターンが今後増えるのかも。

ノン子36歳 (家事手伝い)
バツイチで実家に出戻りの坂井真紀、日がなタバコ吸ったり同級生のおなじく出戻りの新田恵利(!)のやってるスナックでタダ酒たかる倦んだ日々。やはり物寂しい。物足りない。最後に濡れたの、いつだっけ?そこに、テキヤ志望の無学そうな若者(星野源。類型を追うのみで中身なさすぎ)が彼女の前に現われ、加えて別れた元夫(鶴見辰吾)もひょっこり顔を出す。あと関係の悪化している妹夫婦(佐藤仁美なのなー…『バウンス ko GALS』から何年経った?)なんかも登場。なんやかや、祭の出囃子が鳴り響く―。

なんつうか、いまさらこんな映画を、撮るんだなあと感心した。ある時期の日本映画のフォームを踏襲したい欲望に駆られたんだろうなあ熊切和嘉は。うがってしまって申し訳ないが、後輩に当たる山下敦弘が『松ヶ根乱射事件』『天然コケッコー』をモノにしたことに対して功を焦ったのか?その両方を足して二で割ったようなヘンテコな苦い出来ばえとなっている(あくまで私見…だが撮影は近藤龍人だったりなのでヒヨコのシーンは狙ったのでは)。

まあとにかく…祭り真っ最中の大立ち回りは、本来あんなんじゃダメでしょ?って。濡れ場以外の、一番のクライマックスでしょうが…お祭りの最中にまるで見えないのが問題。チェーンソーも小さすぎでショボすぎ。これって現場の劣化つうか低下だよね。だいたい、なんで日中なの?画になってない。夜だろ普通。あとはまあ、押さえなきゃならん濡れ場の話しをいちおうしますが、一回目の鶴見辰吾との流れは見事。二度目のほうがB地区の視認が容易いのだが、今度こっちは星野源がヘタすぎてトコトン萎える。役づくりじゃねえだろそれは。アクションの勉強しろ。

ノン子36歳 (家事手伝い)

(21日、フォーラム1にて)
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