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ラスト・ブラッド (2008)
2009 / 06 / 07 ( Sun )
神山健治が脚本を書いて北久保弘之が監督した(いっとくが押井守は企画のダメを出してただけ)Production I.Gの中篇アニメーションの実写映画化(TVアニメ版は例によってしらないひと)。公開年度はともかく、『バトル・ロワイアル』やタランティーノよりも早かった"ポン刀持ったJK"を映像化した作品として名高いが、いまそれを、たしかに美人ちゃんだがしばらくみてないチョン・ジヒョンが演じるって、どうなのかな?とか正直おもった。でも結果的には北久保のそれを、はるかに凌駕する血まみれスプラッタ・アクションとして置換してて、興奮したよ。

ラスト・ブラッド
中盤まではおどろくほどオリジナルである北久保版に忠実な展開。あらためて外部の目線からベトナム戦争時の日本を描かれると、それなりにかんじ入るものがある(が中盤以降、見事に看過されてしまうが)。日本のなかのアメリカ―そんな在日米軍基地の描写は、やはり見事なんだよね。セーラー服姿で編入するあたりも一緒。ただし、随伴者となるアリス(アリソン・ミラー)という毛唐のビッチが加わるあたりがあたらしい。監督はクリス・ナオンというひと。仏蘭西のひとらしく、そのせいかポスプロ関係はフランスのスタジオだった模様。なお、音楽はクリント・マンセル!

冒頭のミッドナイト・ミート・トレインなアクションもそうだが、この映画は過剰すぎるほど残酷シーンがテンコ盛り(R-15は、しごく妥当)。体育館での、肉屋もかくやというミンチぶりは序章でしかない。北久保版でのクライマックスだった滑空路での翼手(だっけ?)のハコ乗りジープ惨殺を忠実にシミュレートしたのち、ウンザリするほど肉片の山が築かれる町内会バトル、将軍自宅内でのバトル、山岳道から崖っぷちバトルへと続く。…ぶっちゃけ、チョン・ジヒョンがアクションに対してトラウマになるのもよく判る情け容赦のなさぶり。血まみれで、でも血しぶきはファンタやペプシみたいな、つぶつぶ粒子のCGIで処理という、どこの誰に配慮したいのかわからない描写。作り物だから許されるという筋ではない。

そんなこんな経て、そしてクライマックスは小雪との幻影戦ではない。どっちかつうのおれは小雪が泊まってた「日経おとなのOFF」に載ってそうな温泉宿に、心底惚れた女と泊まってみたい。…そんなことはどうでもよくて、その手前、倉田保昭と忍者軍団との、文字通りの死闘ですよ!!これがマジでやばい。チョン・ジヒョンもわるくないが、倉田先生が…残酷描写と画的な意味で本気なマーシャルアーツとの高度な融合が達成されている。とまあ、あまりにトゥーマッチだし(ここまで切株映画だとおもわなかった)、これならCGIの血しぶきより、80年代ふうライブアクションで織りなされる西村映像のポンプアクションの血糊のほうが個人的には買える。けど…なんにせよ、日本の、衒学的で抑制の効いた猟奇アクション・アニメをよ、こんな単なるスプラッターに仕立て上げられる、そんな了見つか胃袋のほうがいまは重要なきがする。

ラスト・ブラッド

(6日、フォーラム3にて)
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