スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | page top↑
愛を読むひと (2008)
2009 / 07 / 11 ( Sat )
ケイト・ウィンスレットという女優には、別段興味はないのだけれど、なんだかひっかかりを覚えたので。なんつうか…予想通り、けっこう大変な話し。33歳でああなのか…そうかも。むむむ。まあ、文芸映画でした。しかし、このところよくおもうのは、たやすくひとの生活やら人生やら、もっと云えば運命なぞを左右してしまうような、左右されてしまうような人間関係が心底いやなんだなおれは…ってこと。フィクションであってもおなじね。もちろん、他人に左右されない生活や人生なんて、ないんですけど。

愛を読むひと
物語りの始まりは1950年代のドイツ。イイトコのお坊ちゃんで、ふっつーの15歳の少年(デヴィッド・クロス。童顔でかわいらしいものの成人後はレイフ・ファインズに…)が、街中でゲロ吐きまくる。そこに親切だが底辺暮らしの年増女(ケイト・ウィンスレット…)が現れ、適度に距離置いた親切を少年に施してくれる。調子に乗った少年は学業そっちのけで年増女のトコ入り浸って熟れきった肉体を貪る(反面、年増女も童貞喰って満足そう)。なんでかいつしか、行為前に少年が朗読する習慣となるものの、ありがちな諍いと年増女の出世とがブレンドしてふたりは別れてしまう。双方にとってただの、ひと夏の逢瀬に過ぎないとおもったのに…っていう前半。煮崩れ寸前、熟れ熟れのウィンスレットの姿態が愉しめ…ます。

そんなこんな、前半は児童ポルノもかくや、といった淫行筆おろし話し。後半はふたりの再会が悲劇の記憶を呼びおこすという、広義での戦争映画の様相呈す…ま、ぶっちゃけアウシュヴィッツもの。現代まで尾を引く。まあ文芸だからなあ。フランス書院じゃねーから。15歳以上歳のはなれた男女の性愛がよ、ただ単にきもちよかったね、はいおしまい!にはならないもんなあ。それだとただのポルノになるんでしょ?それもなんだか…。

でもまあ、前半のかんじは、その年齢差や進退窮まったドン詰まり感含めて『ノン子36歳 (家事手伝い)』に近しい饐えた印象をのこす。それはそれでいい。だが後半はねえ。ネタバレだが彼女は文盲で、だけどむやみに気高くて在りもしない罪を被る。そんで、レイフ・ファインズは贖罪なんかなんなのか、自作テープづくりに凝りはじめてしまう。これってさ、なんて思慮がないんだろうっておもった。けど誰彼そういう心情に陥るのかもしれない。よかれとおもっていることが、相手にとって適切でないことであるかもしれない。ファインズのどうしようもなく煮詰まったかんじは、いまのおれの心境に近いようなきがした。それがなんだか癪だ。

愛を読むひと

(フォーラム1にて)
映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<ノウイング (2009) | ホーム | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 (2009) 2回目>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://daliandisease.blog47.fc2.com/tb.php/2002-2433bccc
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。