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ブロークン・フラワーズ
2006 / 05 / 20 ( Sat )
予告観た時点で、あーこりゃおもしろくない筈がない、と踏んで観に行きました。
結果としてはその読み通りで、ジャームッシュにまんまとヤラれた感もあります。

brokenF0.jpg

***

「ピンクの~」という時点で、その後に「カーテン」という単語や「サウスポー」、あと「電話」なんて単語が飛び出すものですが、それら含め、得てしてピンクがまつわれば途端にファンタジー。

ピンクの封筒が自宅へ届いた。それってどんなDM?
酔いが過ぎて誤って(大概、人生は誤解の塊)飲み屋のオンナに会社の名刺渡した瞬間に気がつけ!という話。

えーっと、なんの話?…ま、それはいい。

ビル・マーレイが、仕草や表情で異様な間を持たせる。ついでに、ウソの塊のくせに、泣かされる。
だいたい、こんな男がドン・ファンってそんなの信じられる?凄い愛想なしで無口で。そういうもの?
ジュリー・デルピーみたいなイイオンナに愛想つかされて馬鹿みたいな過去への行脚が始まる。

国内便を乗り継ぎ、レンタカー(フォードのトーラス)を駆り、律儀に昔のオンナに会いに行く。

***

先々でほのかな甘ったるさと無残な現実がない交ぜになり、疲弊し、いろーんなモノに直面する。
通り過ぎていったオンナらの処世術に驚き、時に米国流ウェイ・オブ・ライフでブン殴られたり。

所詮、糞ったれたファンタジー、かもしれない。
単にビル・マーレイに云い様のない表情をさせるためだけに、妙齢の、くせのある女優陣を配し、ひたすらに困らせたかっただけかもしれない。

終盤、彼は若いバックパッカーに哲学的訓示を垂れる。これがおそろしい。まるで中身がない。
過去は遠くにあり手出しできない。未来は、まあ何とでもなる。重要なのは現在だ、と。
その現在、現実にこっぴどくヤラれた当人が吐くセリフ。
ビル・マーレイ、彼の苦悩の表情の、その半分もファンタジー。腹ん中で舌出していても妙技だ。

とてもおもしろかった。最終日の最終回。客も多かった。
パンフレット買いましたよ。

(フォーラム1にて)

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