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蟹工船 (2009)
2009 / 09 / 06 ( Sun )
蟹といわれても『つよきす』のキャラクターくらいしかおもいつかない。蟹はあまり食物としては好きではありません(小姐にひん剥いてもらった上海蟹だけは別だが)。だいたいオリジナルもしらないし、その、怒れる若者でもないわけですよ既にじぶん。むしろおれは完璧に西島秀俊サイドだな~とおもいながら観てたし、西島のなにが問題なのかわからない…とかいうと、カリカリしてるひとから怒られるのかもだけど、そんなんしるかっつうの。食品の製造ラインのことがさっぱりわかってない輩の仕事が、観てて不愉快だった。

蟹工船
生活最底辺の青年達…柄本時生とか利重剛とか山本浩司とかが…炭鉱とか開墾とかでも喰い詰めちゃうようなボトムもいいとこの連中が、ロシア近海で漁業に勤しむ。国家事業という旗印の下、資本家の所有する蟹工船に乗せられて、遠洋で西島秀俊演じる鬼監督にリンチ受けながら、理不尽な扱いうけて蟹缶づくりに勤しむ。それってふつうじゃね?どっか、なんか、問題あるの…?労基にひっかかるの?ジャリタレが労働ごっこしてるだけにしか見えません。んまー唯一よかったのは集団で首吊りしようとするシーンね。あれはいまの貧困層を痛烈に馬鹿にしてるよ。一介の大部屋Vシネ俳優が、いつのまにやら映画監督に(脚本も)。プロレタリア文学をジャニタレでも出してやろうか的イージーさで、演劇的手法を安易に映像に置き換えようとした陳腐なセット劇で、なんだか笑わせる。

穴っぽこが空き過ぎている。人物に深みがないのは、演出してる本人もそうだろうからいいんだけど。…空から蟹が降ってくる描写とか、あれがどこにどう繋がるのかとか、風邪を引いているらしい高良健吾(また底辺役)が別段なんの問題もなく快復してたりとか(谷村美月嬢の扱いも不当に安易)、ロシア船に助けられた松田龍平と新井浩文の一連の都合のよさとか、ストに至るため正当な手続きとってた筈が結局暴力とか、暴力で返すとか、あと松田が撃たれるあたりのどうしようもないグズグズ感とか…女っけがないのはクールって云わないから。労働に対してこだわりが見えないからせっかくの磯見俊裕の美術も、意味を成していない(塚本晋也的フェティッシュさを出せとは云わないが、なんの努力もしないのは問題だ…)。とにかく、中学生感覚の抜けてないSABU監督は、もいっかいGPミュージアムあたりで顔出し仕事をやってみたほうがいいんじゃね?

蟹工船

(5日、フォーラム1にて)
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