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路上のソリスト (2009)
2009 / 10 / 02 ( Fri )
これ監督がジョー・ライトでなかったら観てないような話しですわ。昨年観て、どうしても脳裏から離れない、一筋縄でいかないちょう感動作『つぐない』のひとだったからさ。結論としては観といて、押さえといて正解の一本。見事としか云えない演出手法と映像美に酔い、そしてなんでこんなにあっちゃこっちゃに感情おもむいちゃうの?っていう不可思議な情動に心打たれた。

路上のソリスト
LAタイムズの名コラムニストであるロペス記者(ロバート・ダウニー・Jr。無論名演)が、ひょんなことからホームレスのヴァイオリニスト・ナサニエル(ジェイミー・フォックス。これまた名演)と出会う。コラムニストといっても、ネタ探しは重要。どーかんがえても魂方面に支障きたしているとしかおもえない一介の浮浪者が口走った一節…「おれもよ~昔はよ~ジュリアード音楽院に通ってたんだど~…」っつうのにピンときてさ。ぬるい調査すんのよ。ほんとに在学してたの??って教務課に電話とか。したらば、してんじゃんあのルンペン!同時進行で一部始終コラム書きまくって国中の耳目をさらーっとひいてって、本来チェロ奏者だったらっしーっていう一節を揮ったらば、寄付します~ってどっかの婆ちゃんがチェロ送ってきた。ネタになる…。物語りがまわりはじめる…。

だいたいそういう話し。ネタばらしじゃないけど、ナサニエルは統失で、ロペス記者は喰い扶持つーかネタ半分、半分は自らの半生をハンパに顧みるつーか、あとはま扱いづらい愛玩動物を飼うような安易さでチェロ与えたりアパートメント準備したりリサイタル会場準備したり奔走する。ネタ半分だけど、のこり半分は、半ば贖罪にも似た…そういう苦さがある。一方、困惑しつつもナサニエルは神様仏様扱いでロペス記者を崇めてく。すれちがいと、あと踏み込んだ故の主従関係と、あと同性だけど純粋無垢な恋慕とか友情とかが準備され、あとゲスな商売のタネにしたために発生する代償とか葛藤とか、それらがちょっとしたことで粉砕されたり、快復したり、誤解のままダラダラ過ごしていったりする。

映像は本当に見事。とにかく見応えある(撮影はシーマス・マッガーヴェイ)。とりあえずナイトシーン、燃えさかる乗用車が左から右に横切ってくときには溜息が漏れた。燃えさかる馬車でも列車でもいい。とにかくメラメラとなんらか交通機関が眼前を通りすぎればよい。品格をかんじるとともに興奮した。そしてトンネルで初めてチェロ弾くシーンのクレーンや、ホームレス支援のセンター前の延々伸びてくこれまたクレーンショット。オケのリハ見学してるときの光の明滅…ベタだが、しっかりと描く。普段のシーンも重厚。なのになんで、人間不信にならざるを得ないような演出を混在させるのだろう。ロペスの授賞式の落差描写や、統失って書いてあるペーパー見て我を失うナサニエルとか…唖然とする。哂っちゃうつーか。なけない。だからこれは感動でないのかも。だが、とにかく観といて損はないとおもう。

路上のソリスト

(フォーラム1にて)
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