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RiP! リミックス宣言 [RiP! A Remix Manifesto] (2008)
2009 / 10 / 11 ( Sun )
既成曲をサンプリング、アレンジすることでオリジナル・ナンバーを生み出すアーティスト〈ガール・トーク〉の活動からはじめて、知的財産権に対する激烈な問いかけが紡がれていく。著作権や知的財産権が映像、音楽、果ては癌治療にまで及ぶ事実を明らかにしながら、カナダの監督ブレット・ゲイラーは文化批評家からブラジルの文化大臣にまで取材を展開し、人類の遺産に縛りをかける団体の存在を明らかにするとともに、オリジナリティとは何かを考察する。

(YIDFF: 2009: インターナショナル・コンペティションHPより)

ぜんぜんしらなかったんだけど、マッシュアップ界(?)にグレッグ・ギルスという方がやってるガール・トークっていう、なんかすごい人気者がいるんですね(今年のサマソニにも出たそうです)。彼の生み出す音楽はですね、(おそらくネットに落ちてた)既存有名曲をラップトップ上でサンプルしてスライスして加工して貼り付けして云々…ででっち上げる作品なわけ。それが大人気。大ファンである監督のブレット・ゲイラーが、でもそれって(剽窃してズタズタに加工したブツをオリジナルだと主張する行為)どうなんだろう…まあ、著作権とか面倒だけど、そんなん無視したほうがよくない?こういう態度アリなんじゃね?21世紀だし!っていう姿勢とマニフェストのもと、画的音的情報量がたんまり詰まった内容が、高速でビートにのってガツガツ打ち鳴らされる。本編そのものが技法的に過度なマッシュアップ。

前半はまあ、音楽関係のお話し。ラップトップに向かって波形をちょん切って挟み込んで云々やってるだけなのに、半裸の女子その他からギャアアアアアアって持ち上げられて、悦に入るアーティスト、ガール・トークさん。本業は医療研究。だが、実家に帰ると母親から「この子著作権で訴えられないかと心配で…」って、嘆かれる。でも彼女もいんだし、イベント呼ばれ放題だし(コーチェラとか)、パリス・ヒルトンとツーショット撮ったりとか、でだ、なにが不満なんだよ!ってイライラしてくる。途中、どうしてこうなった的に、著作権の歴史、ディズニーはじめ大企業のやりくちと違法DLで訴えられた罪人たち、むろんナップスターなんかの話題が挿入。

そこで葵の御紋の如くローレンス・レッシグの登場から雰囲気が次第に変わってくる。自己肯定感がいや増す。マジで旧弊な制度たる著作権なんかにしがみついてても意味なくない?ってかんじで、バイレファンキと安価なHIV治療薬で俄然ゲンキに盛り上がるブラジルがやっぱ未来世紀なんだぜ!!的なオチで終幕。なんだか、キューバに行って、みんなニコニコ、みたいなオチなんか含めて、構成の具合はマイケル・ムーアっぽいよなあ。カナダといえば本作、NFBのカネで撮られてる様子。んじゃあ、強気だわなあ。あ、見て見て。おれもM.L.F.の一員です!会員証監督からもろた!基本、いつだってfuck copyright.

The Mouse Liberation Front SECRET AGENT

(山形市民会館大ホール、YIDFF 2009 インターナショナル・コンペティション)
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