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ナオキ [Japan: A Story of Love and Hate] (2008)
2009 / 10 / 11 ( Sun )
イギリス人監督が山形を舞台に日本のワーキングプア層の悲哀と希望を描く国際共同製作作品。かつて学生運動に身を投じ、事業で成功、バブル崩壊で転落、今は郵便局でアルバイトをしながら20代の恋人と暮らすサトウ・ナオキさん。時代を映す自らの人生をチャーミングに、誠実に、カメラにさらしていく彼を通して、監督は先進国ニッポンの陰の現実に素朴な問いをかけ、友情を深めながら人間関係を変えていく。2009年1月放送のNHKハイビジョン特集「東京モダン」で初公開。

(YIDFF: 2009: インターナショナル・コンペティションHPより)

Japan: A Story of Love and Hate
知りあいの顔が出てくると焦るね(誰とか何処とか云わんが)。つーか、これはなんつうかやばいよな。しみじみかんがえた。ショーン・マカリスター監督がNHKとBBCのカネと協力を得て、ファッキンディスカントリーの、最高にシットなこの地元が舞台。主人公のナオキさんは元活動家でバブル期までは相当、羽振りがよろしかったようだが、現在は年下のジョーカノに半ば養われながら(ウサギ小屋で)、山形中央郵便局で県の最低賃金に多少色のついた程度のお給金でアルバイトの日々。わりかし飄々としてる。ナオキさんそれってヒモじゃん!ピンプ生活最高じゃん!なんてわけでもなく、いつ彼女キレて追い出されるかわからないような、魂の休まらない日々。ジョーカノも大変。日中仕事のほかに七日町のスナックでナイトシフト。愛とカネ、生活と仕事、生と性。どっちも勃ちゆかない。

この映画は、とにかく面白くて、ハッとさせてくれて、しんみりさせる。まず基本、ガイジンの視点ね。ほんで、片田舎の新貧困層とでもいうべき、ギリで線路にのってるような中年男が主人公で、相当年下の彼女がいて、ふたりで稼ごうにも一向に生活は上向かない。餓死しないまでも、結婚や子作りに二の足踏む程度の収入。これが日本の新現実。監督はこの驚愕の事態に慄きながらも、でもナオキさんのコトがやっぱすきで、ナオキさんの彼女も、最上に住む彼女の実家ファミリーもすきだったりする。なのでその視線は批評的だったりはせず、とってもちかくてやさしい。クライマックスは、まあ想定の範囲だが監督の安堵がこちらまで伝わるようだ。しかし…ある意味最強すぎる映画だわ。クソ感動した。あ、Youtubeでも見れるのでゼヒ。

(山形市民会館大ホール、YIDFF 2009 インターナショナル・コンペティション)
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